9・10月 | 11月 | 全国スケジュール | スケジュール | HOME |
☆12/15 中央大○39-17京産大 同志社24-26帝京大
京産大-21分LO来島T、32分SH田仲T、後半29分CTB南TG(計3T1G,17点) 中央大-8分SH鈴木TG、10分PG、後半3分WT平田TG、8分平田T、14分SO塩崎T、26分WT岡本TG、27分平田T(計6T3G1PG、39点) ◎遅いBK(あくまで中央に比べてだが)、圧倒できないFW。京産大はどのような試合展開を志向したのだろうか。最後まで京産大の攻撃は迷走を続けた。立命館や同志社相手に果敢に攻めつづけた京産大の姿は見られなかった。平田を始めとする俊足ランナーに翻弄され中央のスピードある攻撃の前に為す術なく、敗れ去った。 |
同志社-32分平TG、後半4分中矢T、11分中矢T、36分正面TG(計4T2G、24点) 帝京大-4分SH長田TG、17分WT本吉TG、23分FL瀬川T、後半20分辻井TG(計4T3G、26点) ◎チームの弱点を突かれない戦いを志向するのは難しいであろう。かつての神戸製鋼が自陣ゴールラインを背にしてスクラムを組まない戦術を取れたのは、非常に稀有な出来事であったかもしれない。同志社SH竹山は劣勢のスクラムで、再三すばらしい働きを示したものの、前半23分、後半20分のスクラムトライを始め、とられた4本のトライはFWの劣勢が招いた結果である。そういった意味では、アタックの場面でもう少し早いボールの展開から帝京デイフェンスを崩せなかったことが痛い。確かに関西リーグでのプレッシャーを上回る圧力での戦いであったろうが、その厳しさは予想されたはずである。 ノックオン、レフリングへの戸惑いなどはあっただろうが、もっとプレーの精度をあげていかなければ関東勢の壁を破る事はできない。残念ながら、スクラムの脆弱さがなければ勝敗がわからなかったと思われるが、それは承知で自分たちのリズムに持ち込めなかった非力さを反省し、今日の結果を噛み締めて、再起を期すことを同志社には望む。帝京は、力の限り戦い昨年の雪辱を果たした。次は、対抗戦で敗れた慶応とのリターンマッチ。気を抜かずに頑張れ。 同志社-@田中→市川A荻原B表C望月D藤井E飯尾F端迫G熊谷→中山H竹山I山下J中矢K徳野L今森M正面N吉田 |
☆12/22 早稲田76-17東海大 慶応大27-40帝京大
早稲田-9分FL川上TG、13分CT山下TG、18分FB内藤慎TG、23分LO高森T、36分LO桑江TG、後半2分高森T、5分高森TG、8分高森TG、20分山下TG、33分高森TG、35分FL内橋TG、38分WT山岡T(計12T8G、76点) 東海大-2分WT陳TG、15分CT杉山T、後半31分陳T(計3T1G、17点) ◎東海大、うまく早稲田デイフェンスの間隙を縫って、大きくゲインするも、トライになかなか結び付けられない。さすがに今年の早稲田はデイフェンス、アタックともにするどく相手の攻撃をしっかり止めている。ただし、東海大のトライは、速攻でしかもボールの支配が継続した結果であり、そういう意味では早稲田にも漬け込む隙はある。 |
帝京大-2分NO8辻井TG、12分PG、23分WT本吉T、後半6分FL串田T、21分PG、25分CT高T、30分SO泉TG、40分本吉T(計6T2G2PG、40点) 慶応大-20分WT綿野TG、26分PG、32分CT銅谷TG、40分SO吉野T、後半4分SH岡T(計4T2G1PG、27点) ◎両チーム、タッチキックからのラインアウト→モールからのトライが多く、そういう意味では楽しい試合ではなかった。もっと継続を意識していかないと、今後の試合では勝ち残れそうにない。それにしても、慶応デイフェンスは中盤で抜かれすぎたのが痛かった。関東勢の試合は、テンポが出てくると早くなるので、関西のチームはその辺をしっかり見ておくべきではなかろうか。ゴール前の攻防もなかなか、見応えがある。余裕のあるデイフェンスがすばらしい。今日は帝京大の攻撃力が上回ったとみるべきか。帝京の本当の力は、次の関東学院戦であろう。慶応はバックスがベストではなく、ラインアウトも劣勢であったことが最後まで響いた。 |
☆1/2 関東学院51-28帝京大学 早稲田大学43-7法政大学
関東--2分モール→PR山村T、12分スクラム→NO8山本T、21分スクラム→山本T、26分WT三宅→CT鈴木T、33分スクラム→FL赤井TG、後半5分WT水野→FB有賀T、11分SO入江TG、24分有賀T、33分スクラム→山本TG(計9T3G、51点) 帝京--29分WT本吉TG、後半22分モール→NO8辻井TG、28分本吉→SO泉TG、39分SH長田TG(計4TG、28点) ◎関東は、決勝での早稲田の対決を意識して、徹底してFWプレーを仕掛けた。慶応、同志社のFWを粉砕した帝京FWがあっさり粉砕されたため、帝京は攻めてを欠きながらBK陣の踏ん張りでよく頑張ったものである。関東学院の3連覇は、ハーフ陣の試合の組み立て(速い展開)とFWが早稲田FWを完全にとめ切れるかにかかっている。 |
早稲田-8分ターンオーバー→WT仲山T、26分NO8佐々木→SO大田尾→WT山岡T,後半2分WT仲山T、5分LO桑江TG、10分ラック→LO高森TG、15分PR大江TG、40分モール→FL上村TG(計7T4G、43点) 法政-23分CT木村TG(計1TG、7点) ◎前半の法政のふんばりも、早稲田の後半ワイドな展開に対して対処しえず。スピードを増したテンポある攻撃は、定評ある法政デイフェンスを撃破してしまった。早稲田のアタックを止めるためには接点での絡みなどで、球出しを遅らせる。セットプレーで圧倒するなど、局面で負けないことが必要ではなかろうか。スピードでは関東を上回っているが、最後まで自分たちのリズムでいけるかが、優勝への鍵であろう。 |
☆1/11 関東学院----早稲田大学
◎早稲田-8分速攻からSO大田尾→CT山下TG、15分右ラインアウト→ワイドな展開→WT仲山TG、23分川上の突破→大田尾T、32分PG、後半13分チャージ→LO高森T(計4T2G1PG、27点) 関東-28分スクラム→モール→NO8山本T、36分ラインアウト→FL鈴木T、後半35分ラック→PR山村TG、44分モール→山本T(計4T1G、22点) ◎早稲田、立ち上がりからのスピードあふれる攻めで、関東が受けている時に効率よく得点を挙げる。逆に、関東は先制された焦りからか、攻めにいつもの冴えが見えない。迷いがあるのか、早稲田のデイフェンスのプレッシャーが強いのか、早稲田ゴール前に迫ってもなかなか得点に至らない。HBがもう一つ機能していないのも一因か。前半ロスタイムでのPGの失敗がなければ、試合展開は変わっていたかもしれないが、勝負にたらればは禁物。後半最初のトライも関東のパスミスがあわてた関東の守備の乱れを突いたものであり、それ以後チャンスらしいチャンスは早稲田に訪れず、関東の拙攻が早稲田に美酒を味わせる結果となった。ともあれ早稲田フィフティーン、優勝おめでとう。そして、今日から打倒早稲田、関東に向けて新しい戦いが始まる。 |
☆関西代表50-17九州代表
関西代表--5分FL坪井(近鉄)TG、20分SO宮里(近大)TG、23分CTB赤沼(トヨタ)T、33分坪井TG、後半3分WTB蛎崎(トヨタ)TG、8分蛎崎T、35分FL伊藤(京産大)T、38分LO藤井(同志社)T 九州代表--26分LO遠藤(サニックス)T、後半15分WTB都成(コカコーラ)TG、20分WTB上田(福岡大)T ◎関東学院で活躍した山口、荒牧(コカコーラ)、今村(神戸)、同志社で活躍した辻(トヨタ)、田中(JR西日本)など、久々に見たが、辻がデイフェンス、攻撃両面で動きが良かった。また、山口もボールの絡みでさすがと思わせるような場面が見られた。混成チームと有って、今村の動きはもう一つきれがあるようには感じられなかった。辻、蛎崎の動きを見ていると、トヨタが社会人大会で勝てなかった理由がどうもわからない。やはり、リコー、NECのできがすばらしかったというところか。 |