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9・10月観戦記

☆9/14  神戸製鋼○54-13ホンダ  ワールド○44-25近鉄

神戸製鋼-@藤→中道→藤A南条B清水→平田C小泉Dラーセン→林E小村F川上→野澤G伊藤H苑田IミラーJ竹下→増保K元木L吉田M平尾→ホラN大門
ホンダ---@三宅A日出山B久保木C西埜D住谷E土岐F上村GオリバーH吉田I椎村→西山J荒木Kバイヤース→楠本L菅原→スース‐M山崎N鈴木
神戸−−7分小村、伊藤のベテランコンビが円熟の技でTG、33分ようやくホンダデイフェンスを崩して小泉TG、後半2分大門T、8分モールから苑田ギャっプを突破TG、32分元木抜け出しミラーにパスしてトライTG、38分ホラのトライTG、42分大門トライTG
ホンダ-4分PG失敗、10分上村トライT、後半11分PG、29分スース‐抜け出し鈴木トライTG
神戸、スピードを忘れて苦戦。相手が戸惑うスピードで、相手を上回らないと今後も苦戦は続く可能性がある。
ワールド--@山本→北迫A安田B藤本C高田D黒川Eツキノ→スタワーズF舛尾G田中H岡I由良J織田KテイボキL大西M南N福岡
近鉄----@石田A辻本B浜辺→斎藤C佐藤DファラニコE坪井F岸本G阿部H前田I吉村J山下K栢本L飯泉M西尾Nラヤシ
ワールド−−1分PG、25分PG、31分テイボキ独走トライ、36分PG、後半9分モールからツキノがT、26分モールからスタワーズが跳び込むTG、32分テイボキ抜け出し大西トライTG、34分PG、38分PG、42分PG
近鉄--12分スクラムから前田→ラヤシT、34分ラヤシ好ステップで抜け、山下トライTG、後半5分、PG、16分大藪(SO)TG、19分PG
ワールド、勝利への執念見せて、昨年の雪辱果たして上々の滑り出し

☆9/21 ワールド30-3トヨタ  神戸製鋼72-34カネカ

ワールド--@山本→北迫A安田B藤本C高田D黒川Eトキノ→スタワーズF舛尾G田中H岡→鬼束I由良→西村J織田→臼谷KティボキL大西M南N福岡
トヨタ--@山本→戸崎A七戸B豊山C椎村DリーケルマンE岡本F菅原G鷲谷H広瀬IキャッシュモアJ蛎崎K難波→辻L渡辺MオトN横倉→福島
ワールド-16分織田T、18分織田T、24分PG、後半17分PG、22分ティボキTG、
      38分黒川TG(前半2T1PG13点、後半2TG1PG17点、合計30点)
トヨタ--42分PG (前半1PG3点、合計3点)
◎トヨタ接点で負けたのが痛い。ワールド、見事なデイフェンスを見せてトヨタに完勝。ヤマハ戦が楽しみである。
神戸製鋼-@石井→藤A南條B清水→平田C小泉D富岡→林E小村F川上G伊藤→野澤H苑田Iミラー→大門J増保K元木→竹下L吉田MホラN平尾
鐘淵化学-@久保A水間→棚原B松野→安藤C山口→ナエボD倉持E泉F高橋Gマキリ→平田H二の丸→神保Iミルン→ブェランJ馬場K岩間→小島L瀬間M井口N上田
神戸製鋼-3分ホラTG、10分苑田TG、11分ミラーT、17分元木T、37分平尾T
      後半1分苑田TG、7分石井TG、14分大門T、23分吉田T、29分増保TG、38分      ホラTG、42分竹下T(前半5T2G29点、後半7T4G43点、合計72点)
カネカ--14分PG、30分水間TG、36分PG、後半4分ミルン、10分井口、19分高橋TG
      (前半1TG2PG13点、後半3TG21点、合計34点)
◎神戸製鋼、前半の出足は良かったものの、カネカの連続攻撃にレギュラー陣たじたじ。もう一つチームとして機能しきれていない様子。

☆10/6 同志社70-7天理大学  立命館72-12大経大
       京産大31-29大体大   近畿大74-41龍谷大
       コラムはこちらです

同志社大学--@森A荻原B田中C浦D藤井E望月F端迫G奥園H佐藤I徳野J中矢K今森L平M谷岡N吉田
天理大学---@久常A宮沢B増田C中矢D西浦E阪本F丸田G和田H高月I科埜J石川K白藤L山下M伊藤N松村
同志社得点-(前半)5分端迫T、18分吉田T、22分吉田T、25分中矢T、35分吉田T、
      39分平TG 、(後半)5分藤井T、17分端迫TG、20分藤井TG、25分今森TG、       29分谷岡T、38分望月TG(前半6T1G32点、後半6T4G38点、合計70点)
天理得点---(前半)2分 宮沢TG(1TG 計7点)
同志社は、優位に試合を進めるものの、天理大のデイフェンスにあたふたしてなかなか得点を挙げることが出来ない。もっとも、昨年よりパスは増えているようだが、その精度が良くない。もう少し意思疎通をしっかりとって、ボールの支配権を失わないようにしたいものである。スクラムの安定も今ひとつ。後半息切れもめだった。攻めが単調なのも気にかかることである。ノックオン、ノッツリリースといった反則が多いのも気にかかる。これからとはいえ、本来の相手は関東勢である。あくまでそれを想定して、頑張れ同志社。
立命館--@仲谷A堀内B中野C籠池D谷口E竹中F柿本G阿部H森川I馬場J高木K立山L今田M梶原N市来
大経大---@糸目A東口B毛利C深谷D中嶋E田中F伊藤G森井H竹本I北川J竹嶋K前田L星田M辻野N赤井
立命館得点--3分馬場TG、6分竹中T、9分谷口、12分馬場TG、24分柿本TG、36分籠          池(前半7T5G45点)、12分梶原T、21分高木T、28分谷口TG、35分村上
         T、40分 T(後半5T1G27点、合計72点)
大経大得点--8分星田TG(前半1TG7点)、30分田中T(後半1T5点、計12点)
立命館は、馬場のスペースを狙ったキック、ギャップをつくランと多彩な攻撃を見せるとともに、選手がそれによく反応し、前半効率よく得点を挙げつづける。残念ながら、後半に入ると大経大が攻める機会が増えて、なかなか得点できない。攻めては、カウンターを喰らい得点を奪われた。大経大は後半始めのチャンスを逃したのが痛かった。立命館ゴール前で攻めつづけたもののついに攻めきれず、流れを逃した。
大体大得点-前半40分T、後半5分TG、25分TG、28分TG、33分PG(4T3G1PG29点)
京産大得点-前半23分TG、27分TG、後半1分TG、18分TG、40分PG(4TG1PG31点)
○本日一番の好試合、第一グラウンドからの観戦で、選手個々の動きまでは何ともいえないが、前半は圧倒的な京産大ペースで進行し、大体陣内での攻防が続く。ようやく、23分にトライを挙げた京産大は、連続でトライを奪い、突き放そうとするが、大体わずかのチャンスを生かし前半終了時にトライを返す(ゴールは成らず、この差が最後に響いた)。後半に入ると、大体にもチャンスを活かす機会が増えて、一進一退の攻防が繰り返される。そしてチャンスをうまく生かしつづけた大体大が昨年同様一時は逆転するが、詰めが甘いというか、2点差という条件が災いしたのか、PG狙いの選択(29-28)で墓穴を掘った感がある。最後の最後で、京産大はPGをいれて再逆転し、久々に大体大から勝利を奪った。両チームとも、アタック、デイフェンスともよく訓練されており、今後の戦い振りが楽しみである。
近大得点-前半8分TG、11分TG、15分TG、18分T、37分TG、40分T、後半2分T、5分T、12分TG、23分TG、25分T、28分TG(12T7G計74点)
龍谷得点-前半20分TG、25分TG、後半8分T、20分T、35分T、37分TG、39分T(7T3G計41点)
○近大は、リズムを掴むと畳み掛けるような連続攻撃で、得点を重ねる。けれどもデイフェンスも雑で、失点も大きい。昨年と同様の戦い方では、優勝は狙えない。防御面で、もう少し工夫が欲しいものである。また、龍谷は前半の失点が響いた。バックスは決定力があるだけに、FWの頑張りがあれば・・・。

☆10/13 龍谷大31-10大体大  京産大39-28近畿大   関連記事はこちら

龍谷得点--12分PG成功、15分CTB丸谷TG、29分WTB長谷川TG、後半13分丸谷TG、
       20分FB重光TG(前半2TG1PG17点、後半2TG14点合計31点)
大体得点--33分FL萩井T、38分PR稲嶺T(前半2T10点)
○龍谷予想に反し、見事なチーム力で大体大を圧倒。前に出るデイフェンスで大体大の攻撃を寸断、ターンオーバーからのアタックが、ギャップをついて抜けると、トライに結びついた。大体大は、FBに久住をおいて彼の走力にかけたが、チャンスに久住にボールが回らなかったのが残念。FW、BKがちぐはぐであったのが惜しい。
龍谷--@高山A長岡B上田C松下D渡辺E林田F溝G北野H井上I荒井J長谷川    K丸谷L郡山M森N重光
大体大-@猪瀬A松川B稲嶺C三浦D松岡E萩井F吉岡G姫野H田辺I中西        J赤木K三田村L今西M大向N久住
京産大得点-10分FL川口TG、40分SH田仲TG、後半1分?T、5分WTB迫田T、22分PG     成功、30分FL伊藤T、38分田仲TG(前半2TG14点、後半4T1G1PG25点計39点)
近畿大得点-27分PR小柳TG、37分WTB野乃村TG、39分荒井TG、後半17分SO宮里
      (前半3TG21点、後半1TG7点合計28点)
○前評判通りの面白い展開。FWは若干京産大が有利に見えたが、個々の強さでは近畿大に軍配が上がる。前半10分過ぎからの京産大ゴール前での近大の猛攻を良く防いだのが京産大に勝利を呼び込んだ。それにしても、京産大はフィットネスが落ちない。27日の立命館戦が見ものである。
京産大-@上田A中川B松尾C来島DオリバーE伊藤F川口G長田H田仲I久保       J迫田K松尾L南M芦田N松岡
近畿大-@小柳A藤井B細C馬渕D北川E漁野F本多G香西H阿久田I宮里         J馬渕K荒井L渡海谷M野々村N泉

☆10/19 ワールド26-27ヤマハ 神戸製鋼71-19豊田織機

ワールド-2分織田T、30分ティボキTG、34分織田TG、後半41分ティボキTG 合計26点
ヤマハ-10分PG、23分PG、後半6分ソトゥトゥTG、10分ソトゥトゥTG、37分四宮TG計27点
○ヤマハ、FWで優位に立つものの、ワールドのデイフェンス堅く、なかなか主導権を握れない。その隙を突くかのように、ターンオーバーからワールドはうまくトライを奪う。しかし、後半に入るとFW優勢のヤマハは堅実に試合を進め、キックで陣地を稼いではラインアウトからのモール攻撃などで逆転。バックスに外人2人を置きながら、FWでの優勢を活かしきったヤマハが勝利した。
ワールド-@山本A安田B藤本C高田D黒川EトキノF舛尾G田中H岡I由良J織田      KティボキL大西M南N福岡
ヤマハ-@木原A浜浦B中越C中野D川原E久保F本間G木曾H村田I長谷川        JソトゥトゥKマットソンL今利M西村N四宮
神戸製鋼-23分ラーセンTG、33分松原TG、後半1分伊藤T、5分ラーセン、16分清水TG    19分増保TG、24分伊藤T、27分アングレッシーTG、30分平尾TG、37分苑田TG     41分元木TG、計11T8G71点
豊田-16分M・マリーTG、28分後藤T、後半33分モナハンTG、計3T2G19点
○前半、豊田もボールの継続をはかり、互角の戦いをしていた。得点チャンスにミスがなければもう少し面白い展開が見られたと感じる。残念ながら、神戸は後半うまく修正をはかりFW,BK一体でボールを支配し、徐々に豊田を圧倒した。
神戸-@林→藤A松原B清水C小泉Dラーセン→林E川上→池上Fアングレッシー    G伊藤H苑田I元木J増保→今村K竹下L吉田→ホラM平尾N八つ橋
豊田-@天野A土井B曽和C金田D三治E一本杉F内田GM・マリーH後藤Iモナハ    ンJ中村K佐々木L夏山M栗須N細野

☆10/20 同志社78-19大経大   立命館48-14天理大(コラムはこちら

同志社-5分望月TG、9分荻原TG、14分今森TG、20分平TG、30分徳野T、36分中矢T  後半1分田中TG、8分藤井TG、12分吉田TG、19分望月T、30分中矢TG、39分山下TG  前半6T4G38点、後半6T5G40点、合計78点
大経大-25分T、後半16分TG、35分TG(前半5点、後半14点、合計3T2G19点)
○危なげない試合展開を見せた同志社。無理をせず、出来うる限りチームとしての得点を取りに行こうとする意図は理解できるが、要所要所で個々の当たりの強さに頼っている部分が見られたのは残念である。ゴールを背にしたデイフェンスにも、もうひとつ甘さがあり、それが大経大のトライに結びついたようである。まだまだ、これからの練習による伸びしろに期待したい。とりわけスクラムは、押すべきところで押す。耐えるべきところで耐える域には達しているとは感じなかった。
同志社-@森A荻原B田中C望月D藤井E飯尾→川端F端迫G熊谷H佐藤→竹山      I徳野J中矢K今森→山下M谷岡N吉田
大経大-@糸目A東口B毛利C深谷D中島E田中F伊藤G森井H竹本I北川         J竹嶋K前田L星田M辻野N赤井
立命館-1分稲田T、20分堀内TG、29分松岡TG、後半3分堀内TG、8分稲田T、他        3T1G(前半3T2G19点、後半5T2G29点、合計48点)
天理大-12分石川TG、後半11分伊藤TG、合計2TG14点
○後半に入ると、本格的な雨の中での試合となり、申し訳ないが10分過ぎまでしか見れなかった。立命は、リズム良く攻めるチーム力を見せ付けるものの、ミスも多くトライに結びつかないのが残念である。対して、小柄とはいえそれなりのアタックを見せた天理。これからの頑張りに期待したい。
立命館-@仲谷、A堀内B中野C小山D谷口E籠池F柿本G阿部H松岡I馬場        J高木K今田L稲田M河内M市来
天理大-@石割A宮沢B増田C中矢D西浦E坂本F村田G和田H松尾I松村         J中野K白藤L山下M石川N伊藤

☆10/26 近鉄36-13ホンダ ワールド24-19神戸製鋼

近鉄-5分ラヤシT、8分PG、32分ラヤシT、40分藤坂T、後半4分ラヤシTG、15分PG,21    分PG、25分西尾T(5T1G3PG、計36点)
ホンダ-後半6分PG、10分スースーTG、13分PG(計1TG2PG13点)
◎ラヤシのスペース、ギャップを見出す好アタックに救われ、前半にリードを奪い、そのまま逃げ切る。FWが負けずに頑張ったのが大きい。
近鉄-@石田A辻本B浜辺CファラニコD佐藤憲E坪井F岸本G佐藤幹H前田I吉村    J藤坂K栢本L飯泉M西尾Nラヤシ
ホンダ-@三宅A日出山B久保木C秋田D西埜E土岐F上村GオリバーH吉田        I椎村J安達Kバイヤース→スースーL楠本M山崎
ワールド-6分PG、後半5分織田T、20分PG、25分PG、30分PG、40分西村TG(計24点)
神戸-15分ミラーTG、26分PG、33分PG、後半8分PG、15分PG(計19点)
ワールド-@北迫A安田B山本C高田D黒川Eトキノ→スタワーズF舛尾G田中→      大内H岡I由良J織田KティボキL大西→西村M南N福岡
◎両チーム、好デイフェンスで締まった試合展開が見られた。神戸も無理をせず余裕の戦い振りと思われたが、後半20分過ぎからワールドFWが踏ん張り、好位置でのPGが次々と決まり30分には17-19。緊迫感を増す中、ワールドFW陣が最後の力を振り絞って、神戸陣での優位な戦いを進める。40分を過ぎ、ロスタイムに入り、最後のプレーでテイボキが抜け出し、キックしたボールを西村が押さえて逆転トライが生まれた。
神戸製鋼-@林丈A松原B清水C小泉Dラーセン→アングレッシーE小村F川上   G伊藤H苑田IミラーJ増保K元木L吉田→竹下M平尾N八つ橋

☆10/27 同志社73-40龍谷大  京産大18-22立命館

同志社、奥園、表が戦線に復帰、前半を7T2Gの39-0で終える。しかし、後半に入り3分8分と立て続けにデイフェンスのギャップをつかれてトライを奪われる。しかし12分にFWBK一体となった攻撃を見せてトライを奪い流れを取り戻し、立て続けに15分、22分、24分にトライを奪い勝利を決定付ける。ただし、そこからがいただけない。安心してしまったのか、26分にあっさりトライを献上するや、33分、37分、42分にもトライを奪われ、結局6Tを取られる結果を生んだ。デイフェンスの破綻は、如何に恐ろしいかよく分かったと思う。
京産大、サイズの違いを気迫でカバーした80分であった。前半、見事なディフェンスで立命FWを押さえ込みリードを奪うと、後半に入っても流れを変えさせない勝利への気迫を見せて奮戦する。残念ながら、立命館の司令塔馬場が冷静さを失わず、徐々にFWの力を見せ始め攻撃にリズムを出してくると、随所で京産大のデイフェンスが崩れた。気迫が表に出るとすごい力になることを教えてくれた試合であった。