同志社大学ラグビ−部非公認応援団2005
  
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☆観戦記に同志社への思いを綴っております。試合後の記事をお読みください

☆中村組の完全燃焼=全国制覇を心より願う--掲示板に投稿す

◎2006年1/9記載   −−−−早稲田、関東学院に完勝ーーー
 前半こそ、関東の好デイフェンスの前にミスを繰り返していたものの、強いと清宮監督が自負していたように小さな穴をこじ開ける形で、徐々に自分たちのペースに持ち込んだ。ターンオーバーからのカウンター攻撃でJ首藤がトライを挙げると、すぐにモールを押し込んでのI曽我部のDG、そして前半終盤の曽我部のダイビングトライ。個々の選手が、その強さ、スキルを存分に発揮し始めると後半は完全に接点でのボール争奪で圧倒して見事に勝利を挙げた。
 この強さを同志社は、身につけられるであろうか。負け犬の遠吠えとみなされるかもしれないが、これだけの選手を集めて鍛え上げる事は並大抵ではない。早稲田だからこそやってのけた事であろう。FWは重いだけではない、走れる選手でもある。接点でのコンタクトプレーは、二人を相手にしても負けない。そんな選手ばかりを集められるはずがない。ただやることは、部内での競争をしっかりやって、まずはその激しい競争の中で勝ちあがって来た選手たちに組織プレーを確実に身につけさせることである。できうるならばA・B遜色ないレベルのチームが組めれば最高である。それらのチームをトップリーグ相手に十分試合慣れさせることである。体格ではなくスピードで、そして頭で戦えるチームを作り出す事が良いように思われる。
◎2006年1.2記載   −−−またもや国立の壁を破れずーーー
 今年こそ、の思いを胸に抱いてチャレンジ精神を発揮したのだが、一歩及ばず来年にまた持ち越した。FWの劣勢をものともせず、なんとか突破しようという気持ちは観戦している私たちにも十分伝わってくるのだが、ミスを重ねては勝てる試合も勝てない。こちらが100%能力を出し切って初めて勝機を見出せる戦いで、つまらないミスを出していては勝てない。決して負ける相手ではないと思うが、残念ながら相手が一枚上手だった。4年生にとっては残念無念であるが、3年生以下にとっては、来年の楽しみを残したと思いたい。
 毎年、その繰り返しかと思われるかもしれないが、関東学院そして早稲田はいまや乗り越えなければならない大きな壁となって立ちはだかっている。ここを突破する事で、君たちは大きく成長する事が約束されている。この無念を大きな教訓として、さらなる発展を期して欲しいものである。そしてその思いが開花した時、同志社の黄金時代の到来を果たすときである。そのときを願って、チャレンジ精神を忘れないでもらいたい。
◎2005年12.3記載  −−−関西リーグを終えてーーー
 大体大戦の勝利で、関西リーグの優勝が決まった。もちろん、部員たちの望みはこんなところではなく、1月8日の国立の勝利であろう。遠ざかっていた大学の頂点を目指して、あと4試合。予想される対戦相手は、流通経済大(1回戦)、東海大もしくは帝京大(2回戦)、関東学院(準決勝)、早稲田(決勝)である。今年は、関東学院にも隙があり決勝に進める可能性が高いはずである。早稲田は、別格といえる戦力を有しているが、決して勝てない相手ではない。また、流経大や帝京大・東海大も、あなどって戦えるほど弱い相手ではない。
 足元をすくわれないためにも、今までの練習の成果をしっかりと出せるように、精神面での強さを身につけてもらいたい。セットプレーの安定、ボールコントロールの向上、プレーの精度を上げるなど、課題はまだまだあると思われるが、精神的な強さ(リードされても浮き足立たない、デイフェンス面での集中力向上、アタック面でのサポートなどなど)、試合の流れが相手チームにある時はしっかり守り、しつこくディフェンスする事でチャンスを待つ忍耐力が欲しい。それだけの練習を重ねてきたのだという自信を持って、試合に臨んでくれる事を祈るばかりである。最終目標は大学選手権制覇である。
◎2005年5.5記載-----天理戦及び1回生OB戦を観戦して----
本日の試合を見る限り、現時点では天理のほうが戦力を整えてチームとして機能しているといわざるを得ない。同志社は個対個では負けていないものの、チームとしての動きはあまりできていないように思われた。ラインアウトの不安定さ、ゴール前のデイフェンスの弱さ、そして天理の軽量FWを圧倒し得ないひ弱さは非常に気にかかるところである。ここ数年のシーズン、毎年のように立ちはだかる早稲田・関東学院といった関東勢に目がいっていると、足元を救われかねない感がしないでもない。ラグビーは、いかにボールを奪取し、それをいかに継続させてトライを取るか。所詮それだけである。人を余らすには?、スペースを作り出すには?それがどこまで理詰めでやることが出来るか。それが必要であろう。そのためには、試合展開に応じて、リザーブをふくめたすべての選手がどれだけ的確に状況判断できるか。そして、時々刻々変化していく試合の流れの中で自分が果たす役割を確実に果たしていけるかということに尽きるように思われる。個々の選手が、フィットネスとフィジカルを身に着けるとともに、これからの実戦練習およびイメージトレーニングでしっかり培ってもらいたいものである。これから夏合宿を経て、大きく変貌したチームを見せてくれることを願うばかりである。それが、大学チャンピオンになるための第一歩であることをしっかり心に銘記してもらいたい。来年1月には久々の美酒を味わおう。心強いというべきか、1回生とOBの試合で相手チームの動きが見えていた選手も多くいるので、チームとしての成長は無限大にあるような気がする。熾烈なポジション争いを乗り越えて、関東勢に伍するチームを秋には作り上げてきて欲しいものである。

2005年9月17日記載ーーーシーズンインを前にしてーーー
9・11明治戦、結果が出る事を祈っていましたが残念でした。早稲田が劣勢を伝えられながら、関東学院に勝利した事を思えば、本当に悔しさだけがこみ上げてきます。現実を見ずに、ただただ夢を見ている私とすれば、そのようなコメントしか出てきません。そうでしょう。何といっても、早稲田と関東学院を倒さなければ、大学日本一はありえません。それなのに、関東学院に完敗した明治になんとか引き分けるでは、今後が思いやられます。周囲の雑音に気持ちを煩わせる必要はことさらありませんが、目標は高くそしてやはり大学日本一を目指して欲しいと言う気持ちはあります。とはいえ、結果が出ない限り、なんともいえないのも事実です。今年のチームはBKは最高の布陣を、メンバーがかわっても誇れるような選手層があると思うのですが、FWがどうしても安心してみていられないと言う傾向だと思われます。もちろん選手が頑張っていないとは思いません。やはり強豪チームの選手層と比べると若干ひ弱かなと言ういう感じが払拭しきれないのです。FW陣の奮起に期待しております。さらには選手個々の勝負を諦めないという執念の強さに期待しております。頑張れ同志社フィフティーン。
9/18 神戸製鋼灘浜グラウンド
 同志社A21−33帝京A、同志社B52−14帝京B
 
 今年の同志社が関東勢とどこまで戦えるか、9/11の明治戦が35-35で引き分けを受けて、今週の試合が期待されたわけであるが、同志社フィフティーンの奮起を祈って試合を見守ったものの、チームとしてはあまり機能していなかったというのが正直な実感である。セットプレーでミスが多く、チャンスでノックオン、ラインができていないなどあまりにもお粗末なプレーが目立ったのは残念である。

 全体に、気になったのは暑い中とはいえ、同志社の選手にフィットネスがあまり無かった点であろう。もっと走りこみ、積極的にサポートに入らないといけない。これはデフェエンス、アタック両方ともに強く感じられた。ボールを持ち込んでも、ラックでターンオーバーされる、タッチに出すとラインアウトでボールが取れないといった場面がしばしば見られた。さらにいうと、集散が遅く、ラインができないので抜かれる、あるいは攻撃チャンスを逃すといった調子で、あまりにお粗末過ぎる。時にはボールに奪取に人をかけすぎる、時にはボールに辿りつけず帝京に取られるでは、勝負にならない。

 選手は、それなりに夏の厳しい合宿を乗り越えてきたと信ずるが、本当に関東学院や早稲田に勝つためにやってきたのであろうか。苦しい練習は、目標を達成する為であろうし、選手もまたそのために自分自身に厳しい特訓を積み挙げてきたと信ずる。そうであるならば、それなりに試合でそれを出して欲しいものである。

 もう一点、前が見えていないというか、選手の多くが試合展開を考えてプレーしていないように見えたのは残念である。絶えず次の場面を想定しながら連係プレーを組み立てて、練習していかないと伸びない。せっかくの実戦練習だからこそ、身をもって真剣に取り組んでもらいたいものである。厳しい事を言ったかもしれない。それでも君たちには能力があると信ずる。それが、まだ開花していないだけの話である。今後の努力に期待しております。

 ラグビーの得点機は、スペースを作り出す、人を余らせる。この2点の追求である。せっかく抜け出してもサポートが居ない(相手にボールを渡してチャンスを挙げる)。必要以上にラックに人が入る(ターンオーバーされたらどうするの?)。仲間が何を考えているのか、そして何をしようとしているのか予測して、次のプレーを瞬時に判断する。これは実戦でしかできない。またデイフェンス面でも一次防御で抜かれたら、次にどのようなアタックがくるのか想定できる。攻めていて、ターンオーバーされたら後ろに蹴られるのは当然。試合は相手の動きを予測してやるものです。予測精度をあげるために実戦練習があるのであり、ただただ筋肉を鍛える為に勝利を追及しているだけでは進歩はありません。

 どうすれば勝てるのか、己を知り、相手を知り尽くす事であり、人知を尽くして勝利への執念を燃やす事だと考えます。これから12月にかけて、今年の同志社はいつもと違う、戦う知的集団に変貌する事を心より祈っています。もちろん、そのためにはフィットネスは欠かせません。

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