同志社大学ラグビ−部非公認応援団2000 |
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順当にいけば、1回戦専修大、2回戦明治−日大の勝者、準決勝関東学院、決勝で慶応と強豪相手が続くが、全国制覇を胸に潜めて、高い意識で試合を進めることができれば、今年のチ−ム力からすれば十分頂点に到達することは可能である。2回戦の相手は明治と読んでいたが、明治のスクラムが意外に弱かったので、日大にも勝機は十分あるとみた。相手としては、明治の方がやりやすいとは思うが、いずれにせよ一蹴しないと、関東学院のような試合巧者にはなかなか勝てない。一戦必勝を心がけて、チャレンジ精神で臨んで欲しいものである。 |
◆9/13同志社●7−24オックスフォ−ド(西京極 19:00)
◆9/24同志社○35−24明治大学
◆10/08同志社○29−7関東学院大学(西京極 14:00)
前半2T2Gで14−0、後半3Tするも関東に1T1Gを決められる
シ−ズンを前にして 9/27記載 |
今年の大学3強は、オックスフォ−ドと対戦したチ−ムと見ていますので、そこで勝利した関東学院が頭一歩抜き出ているようです。10/8の関東学院戦は、正月を占う試金石となるでしょう。どのチ−ムもリ−グ戦を通じて、修正をはかってくると思いますが、久々の大学日本一を狙える位置にいることを考えれば、より充実したシ−ズンにすることを祈っています。 リ−グ戦では、完璧なデイフェンス。ボ−ルへの集散をより早くするといった点を心がけて、その上で多様な攻撃を試すこができればベストです。 |
関東学院戦後の 感想 |
四宮・山口・角濱のいない関東学院は、正直なところ1軍半の陣容。対する同志社はほぼベストメンバ−。という意味では、勝って当然。できれば零封が願いだったが、何とか4T差で逃げ切った。弱点は、一次デイフェンスで、よく抜かれる事。前で止めようという意識がもう一つ見られないのが残念。 もう一点は、ラインアウトの不安定さ。後半は是正されたものの、前半再三にわたってボ−ルを取られてチャンスを逸した。一次防御でゲインされないようになれば、試合運びがもう少し楽になり、後半の頑張りにもつながるのでは? |
□10/1同志社 ○77−0●摂南大(花園 14:00)
前半メンバ−全員の動き良く、9T5Gの得点53−0とするも、後半失速。後半開始早々続けざまに2トライするも、その後は自陣22メ−トルの地域で相手攻撃のディフェンスを20分以上も行っていた。ボ−ルを取り返したと思うと、ミスをしてしまう繰り返し。相手に得点を許さなかったものの、何とも歯がゆい展開となった。意図して、ディフェンスの練習をしていたわけではないと思うが、ミスが起きたらすぐカバ−に入れるような練習を心がけるべし。正月を見据えた、攻撃防御体制の確立を望む。 |
□10/15同志社○107−5大経大(長居2 14:00)
前半9T6Gの57点、後半8T5Gの50点、計107点は、試合としては面白味がなかったものの、さすが同志社と評価したい。唯一悔やまれるのは、一瞬の隙をつかれて1トライ取られた事。早稲田−帝京大戦をビデオで観戦したが、帝京大の防御は和せだの執拗な攻撃にじっと耐えて、ペナルティゴ−ルを許しただけである。早稲田の攻撃も工夫が見られなかったものの、帝京大の組織ディフェンスは見事であった。同志社も、正月をにらんだ試合を組みたてて欲しいものである。 |
□10/22同志社75-10龍谷大(宝が池 14:00)
前半5T2Gの29−10、後半8T3Gの46−0、計75−10。FWのトライが5、BKがとったトライが8.前半開始早々、竜谷大学に先制トライを奪われて、点を取りながらもペ−スをつかみかねていた様子。全国大会でこのような姿をさらすと最後まで残れませんよ。ベストメンバ−で戦っている以上、今後はこのような気の緩みは観客に見せて欲しくない。後半は、さすがに懲りたのか零封に押さえたが、今後はタイトな試合になっていく。関西リ−グでの思わぬ苦戦は、後でひびく。頑張れ 70点 |
□10/29同志社61−0立命館(宝が池 14:00)
前半5Tの35−0、後半4Tの26−0、合計61−0と開幕戦以来のゼロ封。今年進境著しい立命館相手に立派なものである。とはいえ、相手ゴ−ル前に迫りながら、ミスのために得点を逃したのも再三あり、そういった意味では課題を残したといえよう。防御面では、相手攻撃を自陣ゴ−ルを背にして危なげなく守れたので合格点があげれそう。また、本日の第一の収穫はウイングのル−キ−吉田大樹。プレ−スキックが次々と決まり、昨年馬場の登場で安心できたような展開になりつつある。馬場の調子がもう一つなので、併用できるのは何といっても心強い。関東の強豪チ−ムをしっかり研究しながら、現状に満足する事無く、今後の戦いを進めて欲しい。目標は全国一、それを忘れるな。本日は80点 |
□11/5 同志社48−19大体大(長居2 14:00)
前半3T得点15−12、後半5T得点33−7、合計48−19。ここぞという時の得点力はあるものの、もう一つ攻撃の切れ味が悪い。FW、BKともサポ−トが遅いのが、その要因であろう。一人がぬけだしても孤立する場面が再三あり、その都度カウンタ−をくらっていた。ボ−ルへの集散を早くする事。それと密集に入りすぎない。防御に関しては帝京大が上手い。かける人数を減らして無理をしていない。そんな点は見習って欲しい。3トライを献上したが、ボ−ルを早く散らされると防御が崩れ抜かれている。ゴ−ルを背にした守りは良かったものの、その辺は修正すべき点であろう。全国大会を見据えた時、まだまだもの足りぬ、不安の残る一戦であった。修正される事を願う |
□11/18同志社○98−19京産大(西京極 14:00)
前半7T後半9Tの猛攻、聞こえは良いが、結局京産大の防御の甘さに助けられたといえる。大体大戦よりは攻撃に磨きがかかり、組織的連携も確かに良くなっていた。目立った点と言えば、スクラムで何度かペナルティを取られていた事ぐらい。しかし、最も得意とするセットプレ−で、ミスが何度も出るのはいただけない。全国大会の組み合わせが発表され、2回戦は明治大学、準決勝は関東学院との対戦になりそうだが、苦手としてきた明治だが、今年はFWが弱点でよほど油断しない限りまず勝てるだろうが、関東学院は四宮、角濱、山口が戻って来て攻撃防御とも侮れない。決勝で慶応に昨年の借りを返すためにも、より一層連携プレ−の精度を上げるとともに、よりミスを少なくするように心がけて欲しいものである。 |
□12/2同志社72−0近大(宝が池 14:00)
都合により、TV観戦となってしまったが、正直な話近畿大戦は戦う前から勝利を確信していた。近畿大は個々のあたりが強く、懸念するといえばその辺でデイフェンスを破られ得点を奪われるパタ−ンは何度かあるという予測であった。しかし、序盤でスクラムを圧倒してしまったため、BKだけでなくFWによるライン攻撃も織り込むという圧勝になった。ところで、関東の戦力比較だが、近畿大のFWは明治、早稲田より少々劣る程度である。ただし、関東学院、法政、大東文化、日大、帝京はずっと強いと思われる。選手権であたる専修大(大東、日大あたりとは結構クロスゲ−ムをしていた)、明治大あたりを今日のような試合展開で撃破することは十分可能である。とはいえ、明治あたりは試合運びは結構うまいので、翻弄されないように気を引き締めて更なる練習に努めて欲しい。防御面でのサポ−トは早く入れていたものの、攻撃面でのサポ−トは少し遅れていたのでタ−ンオ−バ−されている場面が何度か見受けられた。あのあたりでつけ込まれると、大きなミスになりかねないので、注意しておきたいものである。頂点目指して、チャレンジ精神で頑張れ。 |
○全国大会
12/17 | 花園 | 同志社72-5専修 | |
12/23 | 花園 | 同志社46-14明治 | いいぞ同志社、次は関東学院。受けに回るな |
1/2 | 国立 | 同志社19-33関東学院 |
大学選手権を終えて、来シ−ズンに向けた提言 |
◎関東学院戦、なすすべもなく敗れてしまった。選手一同こんなはずじゃないという思いで、試合中戦っていたことであろう。準決勝の敗退は、明治戦の圧勝で気が緩んだのでもなく、秋の招待試合で勝ったことで余裕があったのでもなく、一重に試合の流れの中で、柔軟な対応(戦略の修正)をなしえなかったがためではなかろうか。関東学院は同志社の戦い方を十二分に研究し、しかも密集の中でのボ−ルの扱いで完全に上回っていたように見えた。タックルされた時のボディ−コントロ−ルも巧みで、「継続」を標榜していながら(関東もそれは同じ)、ボ−ル獲得率が非常に悪かった。前半風上に立ちながら、思っていた以上に得点を上げれなかったのが、後半完全に焦りを生んだことも要因であろう。 ◎選手層の厚さということであれば、同志社も相当なものである。負傷者うんぬんは言うべきではない。それよりも「継続」を進化させながら、多様な攻撃オプションを持つべきである。個々のフィットネスアップ、ケアと同時にチ−ムとして機能する組織プレ−を随所に見せれるようになってもらいたい。関東学院に比べるとやはり、個々の力をうんぬんされる実態を考えてもらいたい、基本プレ−を忠実に行い、ミスをとことん減らし、さらにはサポ−トプレ-にすばやく入れるようになってもらいたい。一人一人が相手を抜くことを考え、失敗しても誰かがフォロ−してくれるという気持ちを持つことができるまで連携を蜜にすることが大切である。ベストは相手に当たることなく抜けることであり、攻撃にせよ防御にせよ素早いサポ−トプレ−である。そのためには、フィットネスが重要になろう。部員全員が90分十分走りきれるようになってもらいたい。幸い、来年も有望な新人が多いようである。ぜひ来年こそ大学選手権を制覇することを願ってやまない。 |
ポジション | レギュラ−(学年は学年) | 入部予定者 | 期待の選手 | ケガ人 |
PR・HO | 南C・尾崎C・表B 田中C・和田C |
市川晃司(東農大二) | 大西・鎌田 | |
LO | 藤井B・堀越C | 田原太一(鹿児島工) | 神内・田原 | |
FL・NO8 | 奥園B・田中C・斎藤耕C 端迫A・山本A・萩原A |
熊谷 肇(久我山) 中山義孝(大分舞鶴 |
端迫・望月・萩原 | |
SH | 二の丸C・湯瀬A | 竹山森(東福岡) | 二の丸 | |
SO | 山下B・有坂B | 平賀隆介(東農大二 | 白川 | |
WTB・FB | 馬場C・中矢B・辻C・吉田A | 仙波智裕(八幡工) 平 浩二(長崎南山 |
仙波・伊集院 | |
CTB | 伊勢C・徳野B・神辺C | |||
***試合展開が読め、柔軟なゲ−ムメ−クがてきるSOの育成が急務である。 なお、他大学の新入学者については、こちらのペ−ジを参照 |
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