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2/28 ヤマハ15-3サントリー
ヤマハの強力FWとKマレ・サウの突破力が、結果としてヤマハに勝利をもたらした。前半7分、サントリー陣内22mラインを越えて攻め込んだヤマハは、ボールを回しながらDFの弱い部分を探っていたが、Kマレ・サウはうまくDFのギャップを見つけて突破トライを挙げる(7-0)。12分、PGを追加して(10-0)。サントリーも20分PGを返して10-3とする。しかし26分、またしてもヤマハサントリー陣内に攻め込み、左右にボールを動かして最後は、J中園がトライを決める(15-3)。スコアは、ここから動かない。32分サントリーHデュプレアがシンビン(故意のオフサイド)、50分ヤマハN五郎丸がシンビン(危険なタックル)を取られた以外は、お互いに熾烈な攻防戦が続く。派手なトライはなかったが、その分両チームの激しいDFが目に付いた。ヤマハが、堅固なDFを見せて、その攻防を制したのが勝利に結びついた。サントリーは、不用意なパスミスでチャンスを何度か逸し、自ら勝利の権利を放棄する形になった。後半は、ヤマハFWがスクラム・モールで押し勝つ場面が再三見られ、サントリーは勝利の女神から見捨てられた感がある。ヤマハ、日本選手権初優勝おめでとう。 |
2/22 ヤマハ21-9東芝 サントリー31-25パナソニック
前半は、東芝がスクラムを押し勝つも、後半はヤマハがフィットネスで上回り、東芝を突き放した。前半よりも後半で、ヤマハはディフェンスが修正されており、東芝の激しい攻撃に対し、組織DFで堅固に守り勝ちした。東芝は、もう少しゲームメイクができる選手が欲しかった。ディフェンス面では申し分なかったものの、攻撃で良い面が見られなかったのが敗因。 |
逆転、逆転のシーソーゲームとなり、お互いの攻防に隙がなく、それだけに一瞬一瞬の判断が見ていても面白かった。前半はヤマハがPGを決めた後、20分に絶妙のパスをつないでパナソニックが左に人を余らせてトライ(3-7)、28分サントリーPGを決めて(6-7)、そして33分サントリーIツシ・ピシがスペースをうまくついて中央にトライ(13-7)、対してパナソニックIバーンズは、前半37分キックパスを見事に決めて、E劉がトライを奪った(13-12)。後半に入るとキック合戦となり、お互いPGの奪い合いとなる。70分、サントリーL松島はターンオーバーから、トリッキーな動きで、パナソニックのディフェンスを見事に突破、勝ち越しトライを奪い(26-18)、続けてFB塚本もまた、抜け出して勝利を決定づける独走トライを74分に挙げた。お互いが死力を尽くした攻防は、ノーサイドのホーンと同時にパナソニックボールが前に転がり、それを松島が蹴りだしてあっけなく決着がついた。 |
2/15 東芝38-24帝京大
帝京大、東芝相手に大健闘。前半は1トライ後半は3トライを挙げて、勝てないまでも最後まで攻撃の手を緩めなかった。しかも、後半はスクラムが完全に押されていた。その中で、堅守を誇る東芝相手に4トライをもぎ取ったことは、学生でも十分にトップリーグ相手に十分戦えることを証明したのではなかろうか。もちろん、鍛えられた選手がおり、潜在能力を存分に引き出す戦術があったのであろうが、トップリーグ上位を相手に善戦できたことは誇りにしてよいであろう。 |
2/8 帝京大31-25NEC
帝京大、グラウンドを大きく使い、トップリーグのNECに引けを取らないDF力で、自信を持ってプレーしていた。前半は17-17(お互い2TG1PG)というスコアだったが、NECのナンバー8ニリ・ラトゥがシンビンになるまでは、NECが前に出て帝京大を抑え込んでいた。後半になると、帝京大の接点への到達が早くなり、ボール争奪でも負けてはいなかった。均衡した試合が崩れたのは、70分過ぎからの攻防であり、互いの堅固なDFが崩れない状況が続いた。帝京は、NEC陣内22mラインに入り、75分キャプテンH流のキックをMが押さえてトライを奪った(28-20)。8点差がついたことで、NECもお尻に火がついた感じで、79分ようやく1トライを返すも(28-25)、いかんせん時間が残されていなかった。あせりから、自陣ゴールポスト前でペナルティを取られ万事休す。 |
12/20 同志社17-18早稲田 関西学院12-60筑波大
5分に早稲田が連続攻撃を見せてトライ、19分に同志社もFW・BK一体の攻撃でトライ、前半1トライずつ。早稲田がPGを決めた分10−7で折り返す。 後半に入っても一進一退の攻撃が続く。早稲田が攻めあぐんでいるという印象。そして51分、中央でペナルティを得た同志社がすぐに攻撃してM松井がトライして逆転(12-10)、しかし早稲田も、61分右サイドで大きくゲイン、最後はKが走り切ってトライ(12-15)。そして、70分痛恨の自陣22mラインでペナルティ、PGを早稲田が決める(12-18)。何度もチャンスをつかみながらトライが奪えなかった同志社だが、78分ラインアウト→モールを押し込んでトライ、ゴールが決まれば逆転だったが、奪えず(17-18)。最後の攻撃にかけるも、ノックオンでノーサイド。後半は試合の主導権を握っていたので、もう一息だったが、これが今年の同志社の実力。 |
筑波、I山沢の余裕のあるプレーが、関西学院の攻撃を止め、ミスを引き出してはカウンターから一気に攻め上がる繰り返しで、完全にゲームの主導権を握る。前半で6トライ(41-0)となる。後半は、関西学院の選手たちも落ち着いてプレーできるようになったが、時間が無くなっていく中でやはり、ミスが目立った。後半の戦いを(19-12)、前半からできていれば、面白い試合になったのだが、大差がつく試合になった。 |
12/6 同志社27-19立命館
前半20-0、後半7-19、この記録がすべてを物語っている。前半は、堅固なDFで稚拙な攻撃であっても、なんとかトライを奪い得点を挙げていたが、後半に入ると相手DFに阻まれて、攻撃してはミスを犯してターンオーバーされて、大きくゲインされてはトライを奪われる。この繰り返しで1点差まで迫られた。攻め手をなくしてスクラムに徹底的にこだわり、ようやくペナルティトライを奪って同志社が逃げ切った。初戦の天理戦で、堅固なDFによる防御からのカウンター攻撃があまりにはまったので、今年は強いと錯覚したが、アタック面での決定力にかけるところが、つまり言い換えるなら肝心なところでミスが多い、ボールを出すのが遅いといった欠点を相手チームに読まれていたことが大きな敗因であろう。一週間で立て直すのは難しいだろうが、シーズンを悔いなく終わるためにも、できるだけ修正して大学選手権を迎えてもらえればと願うばかりである。 |
11/23 同志社14-28関西学院
同志社ー@北川→海士 A東→長坂 B才田→山崎 C山田 D森山 E土井→野中 F田淵 G末永 H岩村→大越 I垣内→高井 J宮島 K木村 L石田 M松井 N崎口 →小林 同志社ー66分 連続攻撃→KTG、74分LTG(計2TG、14点) 関学ー24分スペースついて、H山戸TG、39分ラック連取→D原田TG、51分I清水T、61分H→I→M中井TG(計4T3G,26点) 両チーム、ミスの多い立ち上がりであったが、ボールをつなぐ気持ちは関西学院が上であった。前半は、関学の突破が目立ち、ほとんどの時間同大陣内での攻防となった。ボールを持っても前に出れない同志社に対し、力強くゲインしていた関学。そして、前が見えていたSH山戸にあっさりトライを奪われた。また、DFでポカがあった。そして極めつけは39分、攻めていた同志社がゴール前でノックオン、そこからのカウンター攻撃であっという間に自陣22mラインをこえられて、耐え切れずトライを献上。ポイントゲッターM松井が走るスペースを十分に作れない形で80分を終えてしまった。試合展開のイメージを、しっかり予習してきた関西学院の圧勝であった。ブログも参照してください |
11/16 帝京大31-6明治大
明治ディフェンスは手堅いが、帝京DFを崩せない。ブレイクダウンでぼボール奪取で負けているのが辛い。対して帝京はアタックの時は、継続を意識しながら一人ひとりが自分の役割を果たしている。またディフェンスでは、戻りの意識の高さは評価できる。六連覇に向けて、隙がないか。 |
11/15 同志社27-29京産大 関西学院33-10立命館
同志社ー@北川→海士 A東→中尾 B才田 C山田 D森山 E土井→野中 F田淵 G末永 H岩村→大越 I垣内 J宮島 K木村 L石田 M松井 N崎口 →小林 京産大ー@細川 A中島 B浅岡 C矢野 D森川 E真野 F李 G高田 H梁 I金 J坂本 K山本 L下良 M森田 N安田 同志社ー10分ラインアウト、パスを回して→FT、13分スクラム押して→H→L→MT、40分PG、49分ラインアウト→大越→JTG、79分JTG(合計4T2G1PG、27点) 京産大ー3分PG、26分FW・BK一体→LTG、33分FW・BK一体攻撃T、42分キックボール追走押さえてLTG、53分スペース見つけてITG(合計4T3G1PG、29点) 結果的には、1G差だったが、集中力で京産大の勝利。とりわけ攻撃時は、FW/BKともに試合展開を読みながら、自分たちのやるべきことをこなしていたのが勝因。同志社は、チャンスにペナルティが多く、ある意味自分たちでチャンスの芽を摘み取っていた。これを不運ととるか、もう一段反省の上に先に進めるかが試金石となろう。敗北は敗北、次に生かせれば良しとすべきである。京産大は、大きく優勝に前進した。 |
関西学院ー@野宇A金B井上C竹村D原田E中村F鈴木G徳永H徳田I清水J中野K鳥飼L金M中井N高 立命館ー@渡辺A高島B西村C清水 D杉下 E荻原 F小原 G中村 H西山 I宗像 J宮田 K市原 L山田本 M三島→蔵田 N山中 関西学院ー18分ラインアウト→パス→JTG、27分ラインアウト→モール→FTG、39分I→LTG、41分キックチャージ→ETG、62分スクラム→GT合計5T4G、33点) 立命館ー14分PG、77分大きくパスを回して、WTB蔵田TG(合計1TG1PG,10点) 関西学院、理にあった攻撃を見せて、堅実にトライを積み重ねた。立命館は、前には出れるが、そこからの突破役が欲しい |
11/2 明治大40-17慶応大 帝京大55-11早稲田
両チーム、DFではそん色ない動きだが、戦力としては明治が上回っており、いったん流れが明治に行くと慶応は太刀打ちできなかった。前半10分までに2トライを明治に奪われたものの、それ以降後半15分あたりまではボールを支配して互角以上の戦いを続けていたが、あとは明治Jの速さに翻弄されるなどして精彩を欠いた。(明治:前半2TG,後半4T3G合計40点 慶応:前半1TG、後半1TG1PG合計17点) |
前半は、戦力的に劣る早稲田が、好DFで互角に近い戦いを進めていたが、後半に入ると地力に勝る帝京大が圧倒し始めた。ここぞという時の試合を見る目が帝京大の選手たちにはある。一気に加速して裏に抜けるとトライを量産した。 (帝京大:前半3T1G1PG、後半5TG合計55点、早稲田:前半1DG1T1PG 合計11点) |
10/26 天理大20-21関西学院 同志社46-38近畿大
同志社ー@北川→海士 A東→山崎 B才田 C山田 D森山→秦 E土井→柴田 F田淵 G末永 H岩村 I垣内 J鳥原 K木村→吉澤→高井 L石田 M松井 N崎口 近畿大ーー@滝沢→藤井A大熊B広野C田中D西原E立花F鄭G稲垣H光井I酒井J長谷川K小林L新宅→山下M山崎→藤井N小中 同志社ーー6分スクラム→G→CTG、11分スクラム→GT、27分ラインアウト→モール→FTG 29分PG、40分PG、47分ラック→パス→MTG、60分パスつないで→MTG、72分ラインアウト→モール→FTG(6T5G2PG計46点) 近畿大ーー17分Hスペース見つけてTG、20分T、43分@T、46分M抜け出してTG、63分M抜け出してTG、79分抜け出してNTG(6T4G計38点) 同志社、出足は快調であったが、油断からか、一次防御を突破されると大きくゲインされ、トライを奪われるケースが目立った。FW接点で、短いパスをつながれ、後手後手の防御になったのがいただけない。それよりも何よりも、後半修正できずに、さらに近畿大BKに走り回られたのは、今日の大きな反省点である。しつこいDF、前に出るDFが見られず昔の同志社を見るようで残念であった。近大は、見事に自分たちの持ち味を存分に生かした会心の試合であった。後一歩及ばなかった。 |
天理ーー@山口 A高部 B大竹 C西川 D吉崎 E李 Fコロイブニシギ G内山 H藤原 I斉藤 K王子 Lケレピ M井関 N白井 関西学院ー@野宇A金B井上C竹村D原田E中村F鈴木G徳永H徳田I清水J中野K勝川L金M中井N高 天理ーー29分PG 43分ターンオーバー→カウンター攻撃→JTG、64分L抜けて T 、76分パスつないでJT(3T1G1PG計20点) 関西学院ー18分 Mポスト横TG、35分パスつないでHTG、51分連続攻撃→HTG(3TG計21点) 天理トンガの欠場が大きく影響したか、突破力がなかった。DF面でも、関西学院にうまくスペースを突かれ、立命館戦のような組織防御ができずにトライを簡単に奪われた。それでも、後半盛り返しあと一歩まで追い詰めたが、及ばず。お互いミスが多く、やりたかったことが十分できず、試合の主導権を握れぬままに終わった。両チームとも不完全燃焼? |
10/18 帝京大31-10筑波大
前半1トライずつ。帝京は相手の出方を探っている印象。両チームともにDFはよく整備されている。筑波は負傷者が多いが、それでも気迫のDFでチャンスと見れば果敢にアタックにもチャレンジしている。後半に入ると、総合力で帝京がゲームを支配し始める。45分右サイドラインいっぱいでN→I→J盛田とつないでトライ(12-5)。続いて52分ラック→H→M→ラック→22朴とつないでトライ(19-5)。筑波も帝京DFのギャップをついてJが抜けて→I亀山がトライ(19-10)と反撃するも、72分ラインアウト→モールからパスをつないでF杉永が中央にトライ(26-10)。そして78分I→M→N→I松田とBKがボールをつないでトライ(31-10)。まだまだ発展途上の感じはあるが、帝京の選手層を感じさせる戦いぶりであった。 |
10/12 同志社52-14大体大 天理26-0立命館
同志社ー@北川→海士 A東→山崎 B才田→長坂 C山田 D森山→秦 E土井→八木 F田淵 G末永 H岩村→大越 I垣内→高井 J宮島 K木村 L石田 M松井 N崎口 →鳥原 大体大ー@松岡 A佐川→嶋田 B伊尾木 C蔵守 D西村 E大川 F竹田 G福本 H河口 I門田 J朝倉 K奥 L前田 M松坂 N前川 同志社ー5分MTG、14分MTG、17分HTG、27分モール→T(前半4T3G26点)、57分長いDFを耐えてカウンター攻撃M→L→G中央TG、61分ターンオーバー→J宮島TG、70分K木村TG、78分モール左隅T(後半4T3G計26点) 大体大ー21分TG、36分ラインアウト→モール。ラック→TG(2TG14点) 同志社、硬いDFからの巻き返し、M松井の勘の良い動きでリード、安心したのか中盤中だるみ、大体大の攻撃に翻弄される。その気配はハーフタイムを挟んで後半15分過ぎまで続く。試合の主導権を握られている間は防戦一方で、ボールを取り返してもなかなか前進できない時間が続いた。それでも耐えた成果は出た。その後は、BK・FW一体となった攻撃を見せ、一方的な試合となってしまった。 |
立命館ー@渡辺 A原山 B西村 C清水 D杉下 E南 F小原 G中村 H三輪 I宗像 J宮田 K市原 L宮本 M蔵田 N山田 天理ーー@山口 A高部 B大竹 C西川 D吉崎 E李 F橋本 G内山 H藤原 I斉藤 J山之内 Kトンガ Lケレピ M井関 N白井 天理ー14分、22m内の攻防制してLケレピTG、29分サインプレーからKトンガをデゴイとして走らせ、M井関40m独走トライTG、後半19分TG、T、計4T3G26点 両者ともに防御は堅固で陣地は進めるが、なかなかトライラインを超えることができない。前半は、それでも数少ないチャンスを生かして天理が2トライを奪う。後半に入ると、立命はさらに攻撃力をあげてくるが、それでも天理はゴールラインを背負って必死に防御を続ける。何度もピンチをしのいで勝利の女神を引き込んだ。天理、DFの勝利である。 |
10/5 立命館29-7大体大 同志社30-19天理
立命館ー@渡辺→大崎 A原山 B西村 C清水 D杉下 E南 F荻原→小原 G中村 H三輪→後藤 I宗像→大城 J平岡 K市原 L山田→宮本 M蔵田 N宮田 大体大ー@松岡 A佐川→嶋田 B伊尾木 C蔵守 D西村 E大川 F竹田 G福本 H河口 I門田 J松坂 K奥 L前田 M藤田→朝倉 N前川 立命館ー5分スクラム→ET、8分キック追走MTG、35分ラック→GTG、57分パスつないで→MT、80分MT(前半3T2G 後半2T 5T2G計29点) 大体大ー11分ハイパント→MTG(1TG 計7点) 大体大、ミスが多くては勝てない。しっかりDFできているのだが、すべては防げないそんな気がする。立命館危なげない勝利であった。 |
同志社ー@海土→北川 A東→山崎 B才田→長坂 C山田 D森山→秦 E土井→八木 F田淵 G末永 H岩村→大越 I垣内→高井 J宮島 K木村 L石田 M松井 N崎口 天理ーー@山口 A高部 B大竹 C西川 D吉崎→コロイブニシギ E李 F梶間 G橋本→杉中 H藤原 I斉藤 Kトンガ→王子 Lケレピ M枝松 N白井 同志社ー5分ラインアウト→モール→GT、11分PG、14分相手キックボールをチャージ→AT、22分認定TG、45分右→左→M二人振り切ってTG、72分PG(前半3T1G1PG,後半1TG1PG、計30点) 天理大ー40分ゴール前の攻防制してLTG、52分ゴール前の攻防制しFTG、65分ラック→AT(前半1TG、後半2T1G、計19点) 台風の影響か、強風の吹き荒れる中キックオフ、前半は同志社が風上。スクラムからHハイパント→Mチェイスのパターンで前進する場面が多く見られた。天気を考慮して、試合のの主導権をまず握ったのは同志社、前に出るDFで天理にプレッシャーをかけてはミスを誘い次第にリズムにのった。しかし天理も前半の終盤、FW・BK一体となった執拗な攻撃でようやく1トライを返す。後半に入っても、天理の攻撃はするどくなり、同志社は防戦一方であったが、ターンオーバーから、M松井が二人を振り切る見事な走りを見せて、引き離した。その後は天理ペースで2トライを奪われたが、ゴール前ではしつような絡みを見せた同志社のDF。ノーサイド寸前では意地を見せてリズムを取り返して逆襲に転じた。積極的な攻撃を見せ、抜かれてもしつように追いかけて止めた場面も何度かあり、見ごたえがあった同志社。序盤の失点がなければ、天理は攻撃力もしっかりあるように感じられた。同志社のページも参照ください |
9/28 早稲田19-15筑波大
激闘といえるかも知れない。防御力という点では、筑波が前へ出るDFで、早稲田のミスを誘い組織的なDFができていた。相手ミスからのカウンターで、16分はラインアウト→モールからA村川が、36分にはJ福岡が相手DFのギャップを見事についてとトライを奪った。早稲田も一矢報いる形でH岡田がトライを奪うも、前半は筑波ペースで試合が進み15-5でハーフタイムとなる。後半に入っても筑波はリズムよく攻め続けるが、リザーブの布巻が入って見事な絡みでターンオーバーしてから、早稲田の攻撃リズムが良くなってくる。59分早稲田は優勢であったスクラムでトライを奪い(15-12)、試合の行方は混とんとしてくる。しかし、筑波は猛攻を見せ、またしても福岡の突破からチャンスを迎えるがノックオンオフサイド(しかも故意の認定でA村川がシンビン)で絶好のチャンスを逃すと、そこから早稲田の反撃が始まる。そして攻め続けること10分余り、ついに布巻がゴールラインを越えてトライ激闘に終止符を打った(15-19)。筑波、うまい試合運びで勝利を手に仕掛けていたが、残念な試合となった。 |
9/14 明治大41-21筑波大
明治復活なるか、それが今シーズンを占う大切な試合になった。明治は、プラン通りに試合を進めて。2分I田村のTG、9分筑波ラインアウトを阻止してパスをつなぎLTG、そして18分G松島が押し込んで前半18分で3トライ3ゴール。FW・BKともに積極的に前に出ることで良いリズムを作り、筑波のDFのギャップをついて21-0と大量にリードする。筑波もFWが完全に押されながらも、26分H木村が裏のスペースをうまくついてトライを返す(21-7)。その後も、明治が猛攻を続け筑波が防戦一方となるものの、そのままハーフタイムを迎える。後半45分明治はPGで追加点を奪い、明治ペースを守ろうとするが、48分ターンオーバーから逆襲J福岡がトライを奪う。そのすぐあと50分にもカウンターから福岡が大きくゲイン最後はEが飛び込んだ(24-21)。これで試合の行方が混とんとしてきたが、明治が積極的にリザーブを投入し、明治が息を吹き返した。66分スクラムで押し込むと、75分にはPGで突き放しにかかった(34-21)。最後の意地で筑波は攻め続けるが、逆にカウンターを食らい80分ダメ押しのトライを奪われた(41-21)。 明治のFWが押し勝ったことが、結局は本日の勝因になった。明治、今年は強いぞ。 |