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3/18 サントリー21−9パナソニック
両チームともにDF、とりわけゴールラインを背負ったときの執拗なまでのDFには定評がある。トライを奪われないでおこうという強い気持ちがチームに根ざしており、相手チームにトライを許さない。そんなチームの今シーズン最終決戦、堅固なDFを存分に見せてくれた。試合中に見られたトライは、サントリーの3本だけ。それも、前半27分のIツシ・ピシのトライは、スペースにキックしたボールをようやく押さえたものであり、37分J小野沢のトライは、インターセプトしたボールを自ら持ち込んだものである。後半30分のトライだけが、ラックを何度も重ねた連続攻撃の結果L平が挙げたものである。堅固な守備を破るための、さまざまな攻撃が試みられたもののDFの圧力がたがいにプレッシャーとなり、両チームともに得点が挙げられない試合であった。でも、しっかり締まった好ゲームとして後世に語り継がれるであろう。 |
3/11 サントリー23−8東芝
東芝、立ち上がり直後からボールを支配し積極的に攻めるもサントリーのDFが堅固で前に出られない。6分先制のPGを決めるものの、インゴールノックオンや下に手を入れられるなど攻め切れない。25分、サントリーははじめて巡ってきたチャンスを活かしてEスミスからオフロードパスがN有賀に渡り先制トライで、あっさり逆転(7−3)その3分後東芝はG豊田→H藤井→Iヒル→L仙波とつなぎ待望のトライを奪い逆転(8−7)。後半43分サントリーPGで再逆転(10−8)。そして53分サントリーは、A青木がインターセプト、そのままトライを奪い(17−8)とリードを広げる。このころになると、攻め疲れか東芝もミスが増えてきて、自らチャンスの芽をつぶす形になってしまった。結局、サントリーがその後も2PGを加えてノーサイドを迎えた。サントリーDFの勝利という印象で試合を終えた。 |
3/4 NEC62−19キャノン 東芝86−19帝京大
キャノン、立ち上がり早々はうまくボールを処理し、先制トライを挙げたものの、試合の主導権を握ったのはNEC。後半に入ると、DFはより堅固なものになり、ターンオーバーからの逆襲をはじめ、ナドロが7トライを挙げるなど、NECの選手たちが自由に走り回った。 |
前半は、帝京大も攻守ともに良い点を見せて14−24(帝京2トライ。東芝4トライ)と試合が崩れなかったが、後半になると帝京大のDFの隙を衝いて、東芝がボールを積極的に展開。帝京大も守り疲れからか、DFに破綻をきたした。 |
2/26 サントリー47−28パナソニック
キックオフ直後から、サントリーの積極的な攻めに対して受身のパナソニック。ボールに対する執念もサントリーが上回っていた。しかし、パナソニックも試合巧者振りを発揮し、ワンチャンスをものにする。20分Lフーリーがラックから出されたボールをうまくDFをかいくぐって先制トライ(7−6)と逆転するが、サントリーは33分、38分と連続トライ20−13で前半を折り返す。後半に入るとサントリーの攻撃が一段と激しくなり、パナソニックのDFが少しずつ甘くなってくる。パナソニックも2トライ返すが、終わってみれば47−28.サントリーの圧勝という形になった。 |
2/19 東芝27−37パナソニック サントリー56−8NEC
激しい攻防も、東芝のミスから次第にパナソニックのペースに。パナソニックは、リーグ戦とは異なり積極的に前に出て東芝の攻撃を止めていた。ターンオーバーからの攻めで、トライを重ねて後半20分過ぎには3トライを奪われ30−8と大きくパナソニックがリードする。こうなると、ますます無理をする形になり、東芝は自滅する感じになってしまった。パナソニックのヘンドリック・ツイが危険なプレーでシンビンになると、3トライを返したが試合をひっくり返すには遅すぎた。それにしても、パナソニックのゴール前での執拗な防御には驚かされた。勝利への執念からか、見事なまでのDFであった。 |
サントリーの攻撃力が、NECのDFを完全に崩壊させた。サントリーの選手は、ボールへの働きかけが早く、NECを完璧に封じ込めた。立ち上がりからの、集中力の差で今日の試合はサントリーが試合をものにした。 |
2/5 神戸製鋼28−32サントリー 東芝59−25パナソニック
神戸製鋼健闘はしたが、サントリーの強さに結局勝利の女神は微笑んでくれなかった。ゴール前の執念のDF、それは伝わってきたが、サントリーの攻撃力は神戸製鋼の堅固なDFに穴を開けて突き破った。一人ひとりの強さの違いかもしれない。紙一重ではあるが、さらなる強化が行なわれる必要性がある。サントリーは、リザーブが出てきても十分一線級の仕事をしていた。これが強みなのかもしれない。 |
東芝、前半から怒涛の攻撃を見せてくれた。LOの大野、望月、FLのベイツ、リーチ、NO8の豊田、SOヒルなど自分たちの役割を100%果たしてくれる選手たちが今日は存分に働いた。パナソニックは、逆に受けすぎたために自滅した印象がある。決して力がないわけではなく、2/19のプレーオフでの再戦では、勝利がどちらに転ぶかわからない。いずれにしろ、すごい戦いが待っているだろう。 |
2/4 NTTドコモ26−37サニックス 近鉄31−22NEC
NTTドコモ、ムリアイナを生かしきれない。攻撃でも、防御でも惜しみなく働いているのに、それをうまく使えないのが残念。お互い、ノーガードの打ち合いというほどに攻撃に力を注ぐ感じになり、その分DFが甘くなってしまったか。前半は、立ち上がりサニックスがPG、そして5分にはDマキリがトライを奪い8−0とりーどしたものの、崖っぷちに立たされているドコモが10分、25分にFW,BKの一体攻撃を見せて連続トライを奪い逆転、12−8で折り返す。サニックスは後半46分にJ永留、49分はM濱里、54分はアビオ、56分はヘスケスと連続トライを挙げて再逆転、ドコモは62分ラインアウト→モールからイオンギがトライを返すものの万事休す。残念ながら、自動降格がほぼ確定した。 |
近鉄前半立ち上がりは、堅い防御で少ないチャンスにPGを重ねていく(18分で9−0)。しかしその消極性が裏目に出たか22分NECJナダルにあっさりトライを奪われ、30分にはゴールライン手前でFWの粘り強い攻撃に我慢を強いられた上に逆転トライを挙げられる(9−12)。後半最初にもPGを挙げられ(9−15)、リードを広げられる。そこからもう反撃で、54分右サイドスクラムから大きく左へ、最後はMリコ・ギアが飛び込む。57分には、右サイドでI重光が抜けてキック、そのボールを拾ってJ坂本が飛び込む、そして64分またまたリコ・ギア今度は左隅にトライを奪ってあっさり逆転、追加のPGも決めて31−15と大きくリードした。75分にNECはトライを返すも、そこからは一進一退の攻防でノーサイドとなり、近鉄は今シーズン好調の原因となる決定力の高さを示した。今年の近鉄は、重光のキックを生かすことと、大きく左右にボールを動かして相手の隙を狙ったことで決定力が増したことである。ミスが少なかったという要因もあるし、フィットネスがよくなったという点も挙げられるだろう。 |
1/29 サントリー61−22サニックス
両チーム、ノーガードの攻撃を見せ合う。前半は、それでもサントリーが主導権を握り、サニックスの攻撃をしっかり止めて、カウンター攻撃あり、自陣からのトライありで、33−0とリードして折り返す。余裕があったことでサントリーのDFにわずかに隙ができたもあり、後半はサニックスが途中出場のヘスケスの活躍もあって4トライを返し、一矢報いた形になった。 |
1/28 トヨタ31−28コカコーラ 近鉄22−25パナソニック
トヨタ、これまでの重苦しい試合展開に比べて、前半は久しぶりに自由奔放にボールを動かした。対してコカコーラ、立ち上がり直後1分にH香月がDFの隙をついてあっさりトライを奪うが、そこからは完全にトヨタペース。8分、13分、23分、36分、38分とFW、BKが一体となってトライを奪い、前半は31−7とトヨタリードで折り返す。逆に後半は、一進一退の攻防を繰り返す中で、51分、55分とコカコーラがトライを奪い、次第にコカコーラペースとなる。お互いミスが目立つ中で、結局ノーサイド寸前にコカコーラが4トライ目を挙げたものの勝利には届かなかった。 |
近鉄、キックオフ直後から積極的にパスをつないで2分にI重光、6分にM坂本が連続トライを奪う。パナソニックのDF意識が高まらないうちの鮮やかな速攻で14−0とリード。しかし、パナソニックも12分にPGを返すと、リズムを取り戻し、18分に近鉄陣内22mラインを越えるとA堀江が強引にDFを振り切ってトライ。(14−10)で前半を折り返す。後半立ち上がりも、近鉄はリズム良く攻めて48分PG,53分にパナソニックもPGを返して(17−13)、そして57分リコ・ギヤが裏に抜けて→Kイエロメがトライを奪い、22−13と理想的な試合展開を繰り広げる。しかし、パナソニックはさすが試合巧者、そこから試合の流れを引き戻し、64分ラインアウト→モール→Gバツベイでトライ(22−18)、そして67分右ラインに人をあまらせM北川がトライ、ゴールも決まり、逆転した(22−25)。 |
1/22 神戸製鋼27−29パナソニック 東芝21−18サントリー
神戸、試合運びは良かった。72分に猿渡が抜けて、正面にパスをして奪ったトライは圧巻であった(27−24)。しかし、現在のチーム力ではパナソニックが上。勝利への執念が、怒涛の攻撃を見せて、最後はFLツイが飛び込んでトライ(27−29)。前半は、神戸マバカイトロが19分にうまくDFのぎゃプをついて、40mを走りトライ(10−3)、34分にパナソニックはIデラーニがスペースをついてトライ(13−10)されるも、リードして折り返す。後半に入るとパナソニックはラックからHニコラスが飛び込み逆転トライ、そしてLジャック・フリーもトライを奪い(13−24)、優勢に試合を進める。しかし、神戸も意地がある10分あまり攻め続け68分Fブラッキーが中央にトライ(20−24)と追いすがり、正面のトライで再逆転するものの、そこで力尽きた。 |
東芝1TG、サントリー2PG、前半を7−6で折り返す。後半に入ると一進一退の攻防を続けるも、東芝にミスが目立ち、逆襲されてはサントリーがPGを決めるパターンで、61分までに4PRを挙げて(7−18)となる。サントリーが試合を支配している観があった。しかし、そこから東芝の逆襲が始まる。FWは、接点でボールを奪い供給し続ける。その思いが、70分ラックを連取してB浅原がトライ。その後も勝利への執念を見せ続け79分M廣瀬→Eベイツ→C望月と渡りDFを振り切って逆転トライ、GKも決まり(21−18)と鮮やかな逆転勝利を飾った。本日はTV観戦だったが、2試合とも劇的な逆転トライを見せてもらった。 |
1/15 ヤマハ19−23NEC パナソニック31−27トヨタ
NEC、たちあがり早々モールからトライを奪うなど、好調な出だしを見せるが、ヤマハも負けてはいない。18分にM屋宜が右サイドを走りトライして逆転、23分PGを決めた(10−5)。25分にはNECが今度はPGを決めて、さらには34分キックボールをキャッチLツイタバキがトライして再逆転(10−15)40分ヤマハPG(13−15)で前半終了。後半にはいっても、3分ヤマハPG、6分NECPG、68分ヤマハPG(19−18)とPG合戦が続くが、NECは31分大きくボールを動かしてまたもやLツイタバキがトライを奪う(19−23)。チーム力が拮抗している中でDFが破綻することなく熱戦を繰り広げた。 |
トヨタ、先週のふがいない試合で反省したのか、対上がりから積極的にボールをつないで、7分、14分と華麗なトライを奪いリードする(10−0)。しかしパナソニックもしたたかである。18分にはM北川が右サイドぎりぎりを走り抜けてトライ、27分にはモールからF西原がトライ逆転(10−12)。トヨタも、30分に右サイドラインアウトから左へ大きく展開Lイエーツがトライして再逆転(17−12)。33分パナソニックはPGを返して(17−15)で前半を折り返す。後半はお互い相手DFの堅固さにPG合戦、パナソニックは6分、17分、30分、トヨタは15分に決めて20−24となる。またトヨタは30分にG菊谷がノーボールタックルでシンビンをとられ人数が一人減る。そんな中で33分パナソニックはパスをつないで最後はF西原が飛び込んでトライ、負けじとトヨタも37分J久住が裏に抜けてそのままトライ。チーム力で劣っていたトヨタ善戦するも届かずで、また黒星を積み重ねた。 |
1/9 トヨタ18−26NTTコム 近鉄39−25NTTドコモ
トヨタ、元気がない。攻撃においては、決め手を欠くプレーが多かった。DFはさすがという印象だが、ミスも見られた。キックオフ直後3分NTTコムJ友井川にインターセプトされトライを奪われる。18分ラインアウト→モール→G菊谷がトライを奪い同点とするも、23分PGを決められまた先行される。後半に入っても2分、5分にPGを決められる(7−16)展開となり、10分にPGを返すものの、24分NTTコムPG、28分トヨタPG(13−19)と追う展開は変わらず。そして32分スクラムからEダレンにトライを奪われ(13−26)となり、意地で37分パスをつないでH麻田がトライを取るものの、絶えず後塵を拝す展開では勝てる勝負も勝てない。貴重な白星を失った。 |
近鉄、立ち上がり直後から果敢に攻めて、3分大きく展開して最後はN高がトライ(7−0)。7分にはパスをつないで、I重光が相手DFのギャップをついてトライ(12−0)と楽勝ペースかと思いきや、30分の高のシンビンからは31分ドコモはラインアウト→モール→FステファノTG(12−7)、38分にPGを成功させ(15−7)。しかし、39分一瞬の隙を衝かれてL清瀬に右サイドを走られトライを奪われ15−12で折り返す。後半に入ると、6分、12分にドコモがPGを成功させ逆転(15−18)。奮起した近鉄が14分リコ・ギアがトライを奪い再逆転(22−18)。けれどもドコモは26分モールを押し込み、FLシオエリが中央にトライ再々逆転(22−25)。30分近鉄はゴール前に迫ったが攻めきれずPGで同点(25−25)。そこからゲームは動いた。近鉄は、35分大きく展開してLイエロメが右中間にトライ(32−25)でボーナスポイントを獲得。それでも攻めて、39分裏に抜けたK大西がキックしたボールをWTB李が左中間深く追いかけて押さえ決定的なトライを奪った(39−25)。 |
11/13 神戸製鋼34−27サニックス
神戸、積極的な攻めを続けて試合の主導権を握る。後半風下になり、1トライ差まで迫られるが、なんとか逃げ切った。神戸製鋼、サニックスともに攻撃力は破壊的なものがあり、上手くつぼにはまれば得点能力は高い。 |
11/12 近鉄35−16ヤマハ
近鉄、DFが良くなっている。ゲインされてもなんとか止めに入る意識が高く、そこにサポートが集まってくる。大崩れしなくなったので、チャンスに仕掛けができ、トライが生まれる好循環になっている。攻撃面でも、ここぞというときの集中力が高く、相手DFのギャップをついては裏に抜けてチャンスを広げている。3分に右から左へ大きくボールを動かして前に出るとEレプファがトライ(7−0)。8分あっさりとヤマハが連続攻撃からGモセがトライを奪う(7−7)。18分ヤマハPG(7−10)。24分IDFのギャップを衝いて裏に出るとボールをつないでK大西トライ(14−10)。後半に入ると、ゲインするもお互いに決め手を欠いてトライを奪えずPG合戦となる。44分ヤマハ、48分近鉄、52分ヤマハ、55分近鉄、60分近鉄(23−16)。この一進一退の攻防を破ったのが、72分近鉄SH北村のインターセプトからのトライであった(30−16)。そして39分、焦りからミスが多くなったヤマハから、ボーナスポイントを勝ち取る4トライ目をあげた(35−0)。ヤマハは、重量感のあるFWがセットプレーで優位に立ちながら、近鉄の好DFに得点を奪えず敗退した。近鉄は、この好調を維持して上位を狙えるチャンスを迎えた。 |
11/5 サントリー46−15NTTドコモ 近鉄21−14神戸製鋼
サントリー、アタックはともかくDFには難あり。一瞬の隙を衝かれ、簡単にトライを許してしまうのはいかがなものか。雨天でボールが滑りやすいという悪条件の下ではあったが、怒涛のような攻撃にくらべ、防御が見劣りしてしまった。NTTドコモは、必死にボールに食らい付き、試合をあきらめずにひたむきさを見せてくれた。これからの試合が楽しみである。 |
近鉄、ペナルティに対する意識が高く、DFにしろ攻撃にしろ、ここ一番というところで集中力があった。雨天という悪条件の中で、陣地をとっていこうという戦術もうまくいったようである。神戸は、ハンドリングエラーが多く、その分チャンスを逸して試合の主導権が握れなかったのが痛い。両チームとも、次の試合で今期の順位が予測できそう。より上を目指すために何が足りないか、検証し修正を図ってもらえればと思う |
10/29 サントリー31−26パナソニック
前半は、相手の出方を見ながら、堅固なDFでおたがいけん制の繰り返し。30分までは、無理をせず、PGの取り合い(サントリー6−9)が続く。33分サントリー中央でパスをつなぎラックを形成してはすばやくパスでN→L→C篠塚TG(13−9)で逆転。パナソニックN田邊シンビン。38分サントリーPGを追加(16−9)、前半を終える。後半立ち上がり、サントリー、速攻ラックからKニコラスが裏に抜けて→F佐々木TG(23−9)、50分サントリーI裏に抜けてKT(28−9)。ここまでは、サントリー、怒涛の攻撃、パナソニックのDF翻弄される。しかし、57分パナソニックA堀江のタックルでターンオーバーしたボールをK→M北川と渡り初トライ(28−16)。61分サントリー陣深く入ったパナソニックうまくパスを渡して→A堀江トライ(28−23)。65分PGを追加(28−26)と、試合は俄然面白くなった。しかし、すかさずサントリーも68分PGを得て引き離しにかかる(31−26)。パナソニック、テリトリーでもボール支配率でもサントリーを上回り、攻め立てたが、後一歩及ばず、ノーサイドを迎える。サントリー、パナソニックとも攻撃のスピードアップを心がけて、接点にかける時間を減らしているのでスピード感は昨年以上。その分DFも工夫され、見ごたえのある攻防となっている。すごいプレー(本日は堀江)があると、試合の流れが大きく変わることを実感させられた。 |
10/30 東芝36−15トヨタ 近鉄32−16コカコーラ
トヨタ、良い選手をそろえながら、東芝陣地にほとんど入ることができなかったのが大きな誤算。東芝は、Fマイケル・リーチ、Eベイツ、G豊田、D大野などLO、と第三列の動きが試合後半でも衰えずにするどい攻撃を続けることができた。その裏では、第一列の踏ん張りも効いていたようだ。対してトヨタは、I黒宮が要所要所で良い動きをしながらも、試合全体を見回す力が不足していた印象が残る。後半にアイイが投入されてキックも増えたが、自陣に釘付けの状態が続き、反撃が遅くなってしまったのが敗因であろう。 トヨター22分PG、55分ペナルティトライ、70分アイイのキック→Kイェーツ押さえてトライ 2T1G1PG計15点 東芝ー14分モール→E→M廣瀬T,33分ラック→H→IヒルTG、38分PG、51分Iキックパス→N宇薄TG、58分モールETG、66分パスをつないでG→NTG、5T4G1PG計36点 |
前半は、ほとんど五分の勝負(近鉄13−9コカコーラ)。後半48分コカコーラパスをつないでKベイトマンTGで(13−16)逆転。しかし、そこからは近鉄が優勢に進める。53分PG、56分PG,59分PGと徐々に点差を広げていく。66分とどめをさすかのようにラックを連取し、H金がTG、そして79分PGをいれてノーサイドとなる。接点での早さでスピードに勝り、FWが優位に立った結果である。 |