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1/8 帝京大15−12天理大
天理大ーー16分ラックからJ木村TG、後半31分パスをつないでM宮前T(2T1G計12点) 帝京大ーー22分ゴール前ラック→G李T,33分ラインアウト→モール→E大和田TG,38分PG、(2T1G1PG計15点) 前半のボール支配率(帝京79%、天理21%)、後半(帝京71%、天理29%)の数字にも表れているように、全体的にDFをする時間が長かった天理が、数少ないチャンスを生かして得点を挙げて、最後まで試合の緊張感を保たせてくれた。印象としては、ラインアウトでの身長差での劣勢、20m以上前進されたモールの威力。そして押されるスクラムなどセットプレーでは完全に帝京ペースであった。密集サイドでのボールの取り合いではひけをとらなかった感はあるのだが、最後の最後でPGを奪われたのは残念であった。そして、帝京3連覇お見事である。 |
12/18 同志社49−17大東文化大 天理大39−19法政大
同志社ー@張→鳴海、A日野→金、B北川、C前田D富田→角川、E於保、F金本、G西林、H下平、I森脇→長井、J宮島、K小林→関戸、L西田、M藤本、N正海→秋山 同志社ー6分左サイド抜けるTG、14分キック→MTG、21分PG、31分左から右へ大きく展開MT、36分KT(前半4T2G1PG、計27点)、48分右から左へ展開MT、55分ゴールライン5mスクラム→HT、58分K→GT、69分スクラム→WTB関戸T(後半4T1G、計22点) 大東文化ー38分E川本TG、64分J福津T,78分GツボウT(3T1G ,計17点) 大東文化のFGの外人勢をどう抑えるかが、勝利の鍵と見られたが、スクラム、ラインアウトでも同志社は大東文化に遜色なく立ち向かっていた。ブレイクダウンの場面でも、早くフォローに入る意識が徹底しており、再三ターンオーバーが見られた。そうなると、優位なBK陣が動きやすく前半でしっかりとゲームの主導権を握り、大東文化に勝利した。同志社は次にあたる帝京大が正念場となる。勝機は、帝京大のFWの動きが封じれるかどうか。SHの滑川、CTBの南橋を自由に動き回らせるようでは勝ち目がない。DFは基本をしっかりし、攻撃では、少ないチャンスをものにしたい |
天理大ー@芳野→高光、A内山、B金光→高屋敷、C田村、D上田→村東、E笹川、F庄司、G山路→関口、H井上、I立川、J木村→松井、Kハベア→鈴木、Lバイフ、M宮前、N塚本→谷 天理大ー1分LバイフT、4分K→JT、11分MT、14分LTG、25分NTG、47分MT、64分LT(7T2G、計39点) 法政大ー40分TG、44分CTG、52分FT(3T2G、計19点) 前半、立ち上がりから、法政DFの間隙を縫って連続4トライ。完全に天理のペースと思われたが、そこからは少しずつリズムが狂い始めた。前半ロスタイム寸前には、鉄壁と思われた天理DFが崩され、あっけなく1トライ返される。後半はどちらかいうと法政のほうがリズム良く攻めており、なんとか天理DFがしのいだといったところか。天理は2回戦で試合巧者慶応大(これは予想に反して)とぶつかる。大学王者に挑戦するためには、ぜひとも勝ちたい。対抗戦グループに4強をとられるような無様な姿だけは避けたいものである。 |
12/11 近鉄34−14ホンダ
前半はホンダが少ないチャンスを生かして敵陣に入り、効率よくPGを稼ぐ。近鉄は、試合の主導権を握ろうとパスをつないでホンダ陣で試合を進めるが、あと一歩のところでボールをターンオーバーされては自陣に戻る非効率な戦いを強いられる。ようやく26分I→K→Jとつないでトライ。そしてロスタイムに入って中央にDロツコイがトライしようやく逆転に成功、前半を近鉄は12−9で折り返す。後半早々近鉄はまたもうまくボールをつなぎあっさりトライ(17−9)。しかし、48分ターンオーバーされたボールをホンダに上手くつながれトライを奪われる(17−14)。しかし、風上で試合を進められた近鉄は3本のトライを奪い、完全に試合の主導権を握った。結果的には34−14と完勝ではあったが、もう少し楽をすることができた試合であった。 |
12/4 早稲田18−16明治大
早稲田、最後は選手個々の優位性をいかして勝利をもぎとった。前半は、中盤までお互い探りあい状況が続いたが、その後は明治が自分たちのリズムで試合を進め、接点でのボールを支配し、ターンオーバーからの切り替えで早稲田ゴール前を脅かした。スクラムでは、完全に優位に立ち始め、32分ようやくモールからF竹内がトライを挙げた(3−13)。後半早々も、明治ペースでスタートしたが、44分早稲田は明治DF noギャップを衝いてパスをつなぎ、J原田がトライ(10−13)、そして66分これもうまくパスをつないでEがトライ逆転(15−13)。70分に明治はPGを決めるが、その後も早稲田は攻め続けて79分ロスタイム寸前にPGを決める(18−16)。接点でのボールの奪い合いが多く、一瞬の隙をうまくいかした早稲田に勝利の女神は微笑んだ。 |
11/27 流通経済大24−17東海大
すさまじい戦いであった。18分流経ラインアウト→モール→ラック連取→A鹿田T、29分I長谷川ハイパント→JリリダムキャッチしてT、ここまでラインアウト、モール完全に流経が優勢、なんとかワイドに攻めて40分東海PG(10−3)を取って前半を折り返す。後半に入っても流経の攻撃リズムがうまくかみあい東海大は押され気味で試合が進む。58分流経は大きく攻め込みそのチャンスを生かしてラインアウト→モールで決定的ともいえるトライを奪う(17−3)。東海大は。なんとか活路を開こうとするが、なかなか攻めきれない。ようやく71分PKからラインアウト→ラック→FL村山がトライ(17−10)、そして77分ワイドに展開してパスがとおりトライを奪い同点に追いつく(17−17)。残り2分の攻防となるが、そこから脅威の流経の粘りが始まる。FW、BK一体となった連続攻撃が、ついにN高平のトライを奪う。ゴールも決まり24−17で、激しい攻防はようやく幕を下ろした。スクラムでは、やや不利な状況であったが、流経は勝ちたいという意識の高さを維持し続けて、接点での集散でも東海にせり勝ち念願の初優勝を遂げた。 |
11/23 早稲田54−24慶応
前半20分過ぎまではお互い様子見のゲーム運び(早稲田8−10慶応)であったが、24分キックパスが見事に決まり早稲田がトライ(15−10)をあげてからは、慶応は攻めるが、ラックが作られるとターンオーバーで早稲田が圧倒し始める。ハーフタイムまでに立て続けに3トライをあげて(34−10)で折り返す。これは、慶応がボールを取られまいとして、接点に人を集めるためにDFに穴があいて、そこを突破されることの繰り返しであった。後半も、早稲田は4トライを挙げて、完勝という結果に終わった(早稲田1PG9T3G、計54点 慶応1PG3TG、計24点)。慶応は、接点で競り負けたのが、敗因であろう。 |
11/20 立命館53-15摂南大 同志社32-12京産大
立命館、試合の主導権をキックオフ直後からしっかり握り、終始試合を優位に進めた。粗い試合運びで、ミスも目立ち、トライを奪われる場面もあったが、チーム力の差をまざまざと見せ付けた。 |
同志社ー@張→鳴海、A日野→山下、B北川、C前田D富田→角川、E於保、F金本、G西林→秋山、H中山、I森脇→長井、J中村、K小林、L西田、M趙→藤巻、N正海 (前半1T1G1PG 10点、後半4T1G 22点、合計32点) 同志社ー26分右→左へJ→LTG、39分PG、後半3分連続攻撃→H中央にトライで逆転(17−12)、20分ギャップついてK裏に抜けるとそのままトライ(22−12)、23分長井→K抜けて、A40m独走トライ(27−12)、28分右→中央→左へ、J左隅トライ(32−12) 京産大ー9分ターンオーバーから、同志社ゴール前に迫りモールで押し込む1TG、ハーフタイム寸前WTBが右サイドを走りきる1T(2T1G計12点) 同志社、キックオフ直後からボールを支配、FWのセットプレーでもスクラム、ラインアウトで優位に立つ。けれども、一人一人はつなぐ意識が強いのか、パスを横に回すが、そこを京産大に狙われ、ターンオーバーされるケースが目立った。また、せっかく裏に抜けても、フォローする選手が遅れ、ボールを奪われるケースが多くあった。20分、K小林がうまく前に抜けてそのまま走りきったことをきっかけに、チーム全体が機能し始めたのか、続けてトライが生まれた。試合の流れをしっかり読んで、次のプレーを予測することが非常に大切である。そういった経験を積んでいかないと、後手後手となり、試合の主導権は奪えない。後半は京産大が同志社陣内になかなか入る場面がなかったが、攻めていても流れを自分たちに引き寄せようという気持ち、意識を持つことである。京産大は、非力なチーム力でありながら、自分たちのラグビーをして堂々と攻めていた。気持ちを集中させていくようなプレーを考え続けて欲しいものである。 |
11/6 東海大25−22関東学院
FW劣勢の関東学院は、接点でのボールを動かすことで勝機を探そうと必死でプレーをしていた。東海大DFの一瞬の隙を衝いては、俊足ぞろいのバックスリーにボールを託して、トライを稼いでいった。前半3分ラックからD→L関口につないでトライ(5−0)、後半3分パスをつないで→J小林トライ(10−13)、10分L→K→Jとつないでトライ(15−13)、15分Iのキック→M渡邊TG(22−13)と連続3トライは圧巻であった。しかし、王者東海大も落ち着いている。後半20分にN高平が右隅にトライ(18−22)で射程距離に捕らえると、23分FW、BK一体攻撃で、H那須が中央にトライ、あっさり逆転した(25−22)。この集中力があれば、東海大は全国選手権でも十分上位を狙えるだろう。 |
10/23 立命館21−15近畿大 同志社32−31関西学院
同志社ー@張、A日野→山下、B北川→鳴海、C平岡→廣佐古、D富田→平岡、E於保、F金本→秋山、G西林、H下平→清鶴、I長井、J宮島、K小林、L西田、M関戸→加藤、N正海 (前半5T2G 29点、後半1PG 3点、合計32点) 関西学院ー(前半2TG1PG 17点、後半2TG 14点、合計31点) 同志社、4分ラックから出たボールをA日野がスペースを見つけて走りきる(7−0)。7分関学PG(7−3)。10分ラック→Iキック→N正海キャッチTG(14−3)、14分A日野うまく裏に抜けて→E→F金本T、18分ラインアウト→モール→AT(24−3)、21分関学ターンオーバーから逆襲→IDFのギャップをついてTG(24−10)。23分左サイドライン沿いE→F→J→G→FT(29−10)。40分またしてもターンオーバーから関学大きくゲイン、そのチャンスをいかしてTG(29−17)。53分関学TG(29−24)、59分同志社PG(32−24)、78分関学TG(32−31) 前半の前半、同志社は思っている以上に試合の主導権を握り、一方的になるかと思われたが、そこからプレーが雑に流れる。小さなミスが大きなゲインを許し、チャンスがあっという間にピンチになる。そして、徐々にこらえ性がなくなり、またまた失点を許す。僅差になると、あわててしまい、プレーにミスが起きる。今日の同志社は、途中で慢心したとしか思えない。そのことで萎縮し、そして普段の力を出し切れぬまま、後半あと一歩で敗北というところまで追い込まれた。精神的な未熟さが、どういう結果を生むかという典型となる場面を経験した。これをよき教訓として、リズムを大切にこれからの試合を戦って欲しい。勝ちを拾ってよかった。 |
近畿大ー(前半1TG 7点、後半1T1PG 8点、合計15点) 立命館ー(前半2TG 14点、後半1TG 7点、合計21点) 立命館、近大ともに持ち味を生かして、前半・後半を通じて面白い試合を展開した。惜しむらくは、得点が理詰めというよりは、相手の失策からのトライが目立った。そういった意味では、DF面では両チーム仕上がり具合は良いが、攻撃面での技量アップが望まれるところである。 |
10/16 同志社10−66天理大 関東学院22−15法政大 帝京大26−15慶応大
同志社ー@張→鳴海、A日野→山下、B北川→鳴海、C廣佐古、D富田→平岡、E於保、F金本、G西林、H下平→清鶴、I森脇、J小林、K長井、L西田、M関戸→藤本、N正海 (前半2T 10点、後半 0点、合計10点 天理大ー(前半5T4G 33点、後半5T4G 33点、合計66点) 天理I立川が状況に応じて自分で行く、パスをする、キックをする。と自由自在に走り回り、彼の持ち味を十分に発揮した試合であった。CTBハベア、バイフ、NO8山路、FB塚本などが、絶好の位置でボールを手にし、期待された役割をきちんと果たした。同志社は、必死にDFするのだが、結局ふりまわされ、DFに穴をあけられてはトライを奪われる結果となった。天理は、大学選手権に向けてFWのセットプレーをミスなくすることが望まれる。その上で、BKが今日のように走りまわれると面白い。同志社は、組織DFの整備がもっと進まないと勝てないだろうし、その上で攻撃時の継続を図る必要がある。そのためにはさらなるフィットネスの強化が必要だと思われる。 |
関東学院、終始ゲームを支配しながら、決定的リードを奪えず。その結果、ノーサイド寸前に同点トライを許してしまう。法政は、必死にDFを繰り返し、終盤同点に追いつくも、そこで安心してしまったのか、最後の最後でトライを奪われてしまった。勝負は下駄を履くまでわからない。その格言を地でいくような展開であった。 |
さすがに、上位5チームそんなにチーム力としての差がないことを証明した。両者立場を変えながらDFも必死、攻撃も必死。すばやいパス回し、ラックでの絡み。攻防が激しくて、見ていて面白みのある試合であった。このような切磋琢磨できる試合を続けていれば、チーム力も自然と上がってくる。選手たちも一瞬の判断を的確に下して、見ごたえのある試合となった。現時点では、帝京がやはり頭ひとつ抜きん出ている印象を受けた。 |
10/2 同志社37−19大体大
同志社、危なげない立ち上がりで、ゲインを重ねる。3分N正海が、うまく抜けて体大ゴール前に迫る。スクラムからまわしてM関戸、右中間に飛び込んでトライ(5−0)。その後も体大陣地で戦うも、決定的チャンスを生かしきれない。18分PG成功(8−0)。一進一退の攻防続くも、同志社優勢に試合を進める。25分体大Iパントを同志社ゴール前にあげると、同志社DF対応しきれずにノックオン、そのボールを体大K安田が、拾ってトライ(8−7)。34分相手DFのミスマッチを利用、俊足を生かしてM関戸トライ(15−7)。37分体大ターンオーバーのボールをうまく生かして大きく前進。同志社タックルミスが続きとめられない。Gがトライ(15−14)。40分、同志社、速攻から、N→Mとつないでトライ(20−14)。後半5分モール・ラックを制してI森脇トライ(27−14)。22分L西田スペース見つけて走りきる(32−14)。32分体大同志社陣内22m付近のスクラムでPKを得て、速攻でGトライ(32−19)。35分体大陣内10m付近左サイドのラインアウト。手前B北川にボールを渡して前進→HO山下にパスしそのままトライ(37−19) 同志社ー@張→鳴海、A日野→山下、B北川、C廣佐古→前田、D富田、E於保→田淵、F金本、G秋山、H下平→清鶴、I森脇、J中村、K長井、L西田、M関戸→藤本、N正海 (前半3T1G1PG20点、後半3T1G17点、合計37点) 大体大ー@隅内、A長崎、B伊尾木、C西井、D山口、E川崎、F竹内、G中谷、H福居、I三瀬、J李、K安田、L吉野、M高子、N有村 (前半2TG14点、後半1T5点、合計19点) |
9/25 関西学院12−26立命館 大体大31−12摂南大 天理大67−3京産大 同志社30−15近畿大
関学の攻撃に対し、立命館堅守で得点をなかなか許さない。それでも、関学は8分FWからBKにボールをまわして、ようやく左隅にトライ(7−0)。しかし、立命も負けてはいない。一進一退の攻防を繰り返しながら、ようやく24分C宇佐美飛び込む(7−7)。31分関学がボールをまわしてJ中井がトライ(12−7)。しかし、立命も食らい付いてくる。36分にラックを連取してA庭井がトライし、ゴールも決まり逆転(12−14)。両チームミスも目立ったが、てがたいDFでなかなか得点チャンスが巡ってこない。そんな中で、チャンスを生かして立命は50分、そして74分にトライを奪い関学を突き放した。 |
京産大、キックオフ直後は果敢にタックルが決まり、天理の攻撃を封じ込めていたが、それも10分を過ぎるとDFに穴が開き始め、天理の突進を許し、終わってみれば11トライを献上。今年の天理の強さを印象付ける試合となった。 |
大体大、前半は良く攻めたというべきか。それとも摂南大のDFが機能しなかったのか前半終了時点で28−7。それが後半は完全に大体大の攻撃がとまってしまった。 |
同志社、PGで先制するもすぐ取り返される。そして10分先制トライは近大であった。同志社攻めながらもターンオーバーされ、あっさりトライを奪われる。それからは一進一退の攻防が続く。ようやく31分左隅に待望のトライを奪う(8−10)。さらに、35分右中間にT(13−10)そして、ロスタイム寸前に右中間にトライ(18−10)、ようやく優位に立つ。それでもなかなか引き締まらない。後半に入って5分、これも攻めていながら少しずつ陣地を挽回され右隅にトライを奪われる(18−15)。55分、BKできれいに決めてトライ(25−15)。そして、78分駄目押しのトライ(30−15)。初戦とはいえ、ピリッとしない一戦であった。 |