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2/25 東芝府中19−10トヨタ
トヨター6分PG、51分H麻田→Iアイイ→N正面→L赤沼TG(1TG1PG計10点) 東芝府中ー8分Kマクラウド→A猪口突破→左に展開→D石蔵T、18分Jオト→K→J→DTG、78分SH伊藤→J→N立川TG(3T2G計19点) ○トヨタ出足良く、前に出て東芝選手を押さえ込んでいたが、前半8分マクラウドの好判断で、パスをもらった猪口が裏に抜けて大きくゲイン、ラックから左に展開して相手DFを翻弄D石蔵が飛び込んだ。その10分後オトとマクラウドのループ攻撃でやはり石蔵が左中間にトライ。試合の流れとしては、トヨタに傾いていただけに、チャンスを活かしきった東芝が前半を12-3で折り返した。後半風上に立ったトヨタは、FW・BKとも前半以上に積極的に攻撃を展開して、11分ようやく赤沼がトライを挙げる。その後もボールを支配し続けるが、ゴール前にせまると東芝のDFに押し返され、一進一退の攻防が繰り広げられた。後半38分、オトのオフロードパスが通り。立川の前が開いたところで、勝負は決まった。トヨタは、試合を優位に進めながら、最後の防御ラインを崩しきれなかった点が悔やまれる。 |
2/18 トヨタ39−17サントリー 東芝府中47−10ヤマハ
トヨター3分上手くボールつないで、ゴール前モールB豊山TG、17分2度のP→菊谷ギャップついて突破TG、20分IアイイDG、53分I→N正面→M遠藤TG、58分PG、78分ラック→モール→G菊谷→F中山T、80分I→N→J久住TG(5T4G1PG1DG計39点) サントリーー33分ラインアウト→パスをつないで突破→H田中TG、42分PG、70分ラインアウト→モール→G佐々木TG(2TG1PG計17点) ○雨上がりのグラウンド、特に足を取られる事もない。また風も後半に入ると北風が強まってきたものの、あまり影響を受けない好コンディションのもとで、トヨタは良く守りそしてチャンスを生かした。モールで思った以上に押せたのもリズムをつかむ契機になった。けれども、いつまでもトヨタが主導権を握れるはずが無い。25分、アイイのキックパスがタッチを切ってラインアウト。そこからのラックでサントリーペナルティ。17−0とリードしていたトヨタはさらに加点を狙ってPGを選択するも外す。それ以後微妙にリズムが狂っていく。サントリーは少ないチャンスを生かして反撃のトライを挙げる。その後は一進一退の攻防でハーフタイムになる。 後半そうそうサントリーはPGを選択するが、それがまたリズムを作れない遠因となる。ボールを支配するもトヨタDFをなかなか破れない。攻め続けるも、戻される。そしてまたしてもトヨタリズムを戻すトライを挙げる。アイイ、正面の上手い動きが52分、80分とトライを生む。正面DFに、そしてトライのアシストに大活躍。そして菊谷の力強い突破力がサントリーを破った。総合力では劣っているトヨタだったが、今日は先制トライから、試合の流れを握ろうと必死になった選手たちの意気込みの差で勝利をもぎ取った。 |
2/11 関東学院14−53ヤマハ トヨタ64−14九州電力
関東学院ー9分ノックオン取られずにうまくゲイン→L桜谷TG、15分J中園個の強さで大きくゲイン→E清水TG(2TG計14点) ヤマハー33分ラインアウト→モール→EマカT、40分モール→A中林TG、48分I太田尾→J富岡T、60分ターンオーバー→I→N→M永本T、63分N→M→NウイリアムスT、68分K大西→WTBブニバカTG、73分CTB今利TG、78分M永本TG、80分今利T(9T4G計53点) ●関東、キックオフ直後から風上の利を生かして積極的に攻めるも、ヤマハの攻撃に屈していた。けれども、幸運な展開でトライを挙げると、ヤマハDFのギャップを衝いて2トライ目(14-0)。その後も、試合の流れを支配していたが、ヤマハのデイフェンスに阻まれる。そして、30分過ぎヤマハが待望のトライを奪うと、ハーフタイム直前にも追加点を挙げる。こうなると、後半風上のヤマハは余裕が出てきた。フィットネスで上回るヤマハは後半に入るとじわりじわりと関東FWを疲れさせていく。関東も時おり快速BKをいかそうと様々な攻撃オプションを出すが、ヤマハデイフェンスに封じ込められる形になってしまった。 |
2/3 東芝府中14−13東芝府中
風は強いものの、晴天のなかで両チームに漲る勝利への渇望が迸る激闘を繰り広げた。前半風上に立った東芝府中は再三好タッチを切り、優位に試合を進めようとするが、ラインアウトが安定せずなかなかトライに結び付けられない。そういう意味では、サントリーが十分な事前準備をして工夫を凝らして、東芝の攻撃を防ぎきっていたといえよう。そのような伏線が流れる中で、25分東芝府中の左へつなぐロングパスをサントリーM栗原のインターセプトによる先制トライが生まれた。東芝も負けじと31分Kマクラウドがパスダミーでうまくギャップを衝き、そのまま同点トライを挙げる。前半7−7で折り返すものの、後半はサントリーが風上に立つ。東芝は必死にサントリーの攻撃を防ぐものの、51分PG、77分PGを奪いサントリーが6点をリードしたままロスタイムに入る。とりわけ圧巻は、Dバツベイがハイタックルでシンビンを受けた58分から65分にかけてゴールを背負ったまま7人スクラムで耐え切った防御とサントリーの怒涛の攻撃である。それがロスタイムのチャンスを活かしきれた要因となる。サントリーのPでゴール前に迫った東芝はそこまで出せなかったモール攻撃により最後の最後でバツベイの逆転トライを生んだ。死闘と呼べる90分近い戦いは、劇的な幕切れとなった |
1/28 サントリー40−39ヤマハ
両チームとも、看板の防御機能がずたずたになるトライ合戦の様相を呈した。ヤマハ前半1トライ、後半4トライの計5トライ、サントリー前半前半3トライ、後半3トライの6トライ。相手ディフェンスの隙を衝いての見事なトライも見られたが、後半ヤマハFLフェヌキタウのシンビン宣告以降はデイフェンスが機能していなかった。今日の圧巻と思われるトライは、前半15分ヤマハNウイリアムスがハイパントを挙げて追走。ボールの跳ね方も良かったが、ウイリアムス自身がキャッチして、そのまま飛び込んだ。ほかに目立つ動きをしていたのは、サントリーKニコラスでGKこそあまり決まらなかったが攻守に良い動きをしていた。またJ小野沢もアタックで再三相手を翻弄し、後半25分はヤマハが1名少ない状況であったとはいえ決定的なトライを奪った(20-40)。しかしそこからがいけない。30分、32分、35分とヤマハの上手いパス回しがサントリーディフェンスを切り刻み、3トライ連続トライが生まれ1点差に詰め寄る(39−40)。流れは完全にヤマハという感じであったが、ラックでペナルティを犯す。そこからサントリーはじっくり相手陣に攻め入り、時間の経過を静かに待つように無理をしない攻めを続けてノーサイドを迎えた。 |
1/14 トヨタ19−14NEC 神戸製鋼26−37ヤマハ
トヨタ、5分あっさりD谷口が飛び込み先制。9分にPGをあげてリードを広げる。8−0とリードして前半を折り返すも、NECはFマーシュ・G箕内が踏ん張り後半17分逆転に成功。けれどもトヨタ耐えて22分PG、36分ターンオーバーの連続であったがトヨタがNECゴール前で猛攻撃を見せM遠藤が右隅にトライして再逆転。その後はNECが猛攻を見せてロスタイムに入るもののノーサイド寸前ゴール前のモールがオブストラクションをとられて万事休す。とにかく激しい攻防の中レベルの高い試合が続いた。 |
前半、相手の隙を上手く衝いてお互い2トライずつを挙げて同点(12−12)でハーフタイムを迎える。後半最初に得点が動いたのは、8分Gフェヌキタウの上手い動きで→M富岡トライ、続いて11分今度はNウイリアムスがゴールポスト横にトライ、一気にヤマハが優位に立つ。その後も2PGを挙げて30-12まで得点が広がる。神戸は70分にモールからE辻井がトライをあげて意地をみせるが、あせりからの無謀な攻撃がヤマハの反撃にあい39分決定的なトライを奪われる。ロスタイムに神戸は1トライを挙げるも逆転はならず。 |
1/8 神戸製鋼24-27NEC
一進一退の攻防が繰り広げられて面白い試合となった。とりわけ、後半38分の神戸製鋼のトライは、試合が切れずにターンオーバーが繰り返されてはボール支配権が移動する展開となった。最後はK元木→Gクリブ→A松原とわたり、ほとんどの選手がへばる中で、劇的なトライを生んだ。前半12−8で神戸製鋼がリードして折り返すも、NECは後半3分モールからC安田がタックルをかわしてトライで逆転。その後はしばらく一進一体の攻防が続き、ようやく25分K元木→L大畑とつないで再逆転。その2分後NECはH辻→K向山の絶妙のパスが決まり再々逆転(19−20)、そのシーンが焼きついていたのか、32分にはH→Kで相手を引き付けてH→Iという連携で連続トライ(19−27)、勝負あったかと思われたが、そこからの神戸の粘りが凄かった。 |
1/6 東芝府中12−10サントリー
激しい雨の中で行われた頂上決戦。今シーズンの優勝を決める一大イベントである。両者、デイフェンス堅く、しかもボールが手に付かないと有っては、なかなかトライに結びつかない。東芝府中が、そんな中うまくパスをつないで大きくゲイン、そしてL富岡→Kマクラウド→M吉田とわたり飛び込んだ。けれども、サントリーも負けてはいない。I菅藤のキックパスをJ小野沢左隅ゴール前で受けてそのままスライディングトライ(5−5)。後半に入っても雨は降り続けて、微妙に試合に影響を与える。61分相手ゴール前スクラムからサントリーG佐々木がこれもスライディングでゴールラインを超えて逆転。そして66分劣勢にたった東芝府中、得意のモール攻撃を見せてJオトが飛び込む。ゴールも決まって再逆転(12−10)。激しいデイフェンスのプレッシャーを受けて、両者ゆずら図の攻防を見せたが、ゴールキックの差が明暗を分ける結果になった。 |
12/23 コカコーラ35−28リコー 東芝府中34−18トヨタ
両チームともに、FW、BK力互角か。接点でのボールキープ力もそんなに違わない。とすれば、今日のコカコーラの勝利は渕上の戦術的勝利か。前半は、リコー優勢に進めるも、風下に回った後半、コカコーラは試合の流れを引き寄せて効果的にトライを挙げてリコーを突き放した。 |
東芝府中、トヨタともにトップリーグ上位の実力を存分に発揮。スピードある攻撃を見せて相手ディフェンスの壁を崩そうと試みるが、なかなか破れない。ようやく10分、トヨタが右に左にボールを動かして、東芝デイフェンスの穴を見つけてFL中山が飛び込んだ。負けじと18分東芝もスペースを作り出してFB立川がトライを挙げる。22分トヨタ廣瀬がPGを挙げるも、27分東芝は相手陣深く入りラインアウト→モールからLOバツベイがトライ。33分にもCTBマクラウドがトライを奪い、前半を19-10で折り返すと、後半は完全に試合の主導権を握り、リードし続けて勝利を確定した。トヨタ、残念ながら接点に入るスピードを上げること。そしてボールキープ力を高めることが必要ではないだろうか。またラインアウトが安定していなかった事も敗因に挙げられるだろう。 |
12/16 ワールド19−12日本IBM トヨタ45−27クボタ
第1試合は、デイフェンスでは大きな綻びを見せなかったために目立たなかったが、ミスが多いためか平凡な試合に終わった。点差を見る限り、引き締まった感じに見えるが、両チームとも大きくゲインしてはサポートプレーが遅くチャンスを逃す場面が多く、大味なゲームとなった。IBMは、ワールドにくらべ戦力面では非力ではあったが、良くボールを回していた。 第2試合は、クボタのFWが頑張りを見せ、先制トライそしてPGでリードしたものの、トヨタもクボタデイフェンスのギャップをつく形で2トライをあげて底力を見せ付けた。クボタSO伊藤のDGも成功し前半は14−13でトヨタわずかにリードで折り返す。後半に入ると、トヨタエンジンがかかりはじめたのか正面が2度3度ギャップを突破、2トライを挙げる。クボタが追いすがるが、1点差で附いていくのがやっとのように見えた。逆襲の2トライを受け、あえなく散った。 |
12/10 サントリー17−13トヨタ NEC36−34ヤマハ
いずれもTV中継の観戦だったので、詳細はトップリーグのサイトを参照してください。両試合とも白熱した好ゲームで、勝敗はどちらに転んでもおかしくない試合展開となった。NEC−ヤマハ戦は、前半を見て、後半ロスタイムの逆転の場面を見る事ができたが、執念のようにゴール前に迫るNEC勢に対し必死に守るヤマハといった構図だが、息詰まる攻防は見ごたえあるものだった。 他方、サントリーートヨタ戦は、試合前はサントリーの勢いをどこまで止められるかという、トヨタには失礼な予測をしていたが、今日のトヨタはチーム全体が有機的に守っていた。前半31分のFL元が抜けた時ぐらいである。デイフェンスに穴が開いたのは。後半80分のWTB小野沢のトライも、サントリーのプレッシャーが強かったせいもあるが、パスミスからのトライであった。練習の成果を、出し切った試合を見る事ができて満足している。惜しむらくは、ターンオーバーからのチャンスで攻め切れなかったところが今日のトヨタの敗因である。 |
12/3 神戸製鋼29−12ワールド トヨタ72−17日本IBM
神戸製鋼ー20分ラインアウト→モール→K元木TG、40分モール→GクリブT、47分モール→GT,54分スクラム→WTBホラT、72分P→モール→ホラTG(5T2G計29点) ワールドー62分パスをつないで→D大西T、68分ラック連取→F舛尾TG(2T1G計12点) ○ワールド、ヘッドコーチが変わってデイフェンスがよくなった。神戸も攻め込みながらなかなか得点できない時間が続く。全体としてのチーム力の差で、神戸が試合全体で優位に立っていた.ワールドは、後半終盤で立て続けにトライを挙げたものの、もう少し早い攻撃リズムが欲しい。 |
トヨター17分スクラム→JT、21分モール→I廣瀬ギャップついてTG、27分N正面大きくゲイン→M内藤T,40分スクラム→J久住T、42分GホルアT、48分PG、51分スクラム→N→JTG,63分スクラム→H→GTG、68分Nタックル振り切って50m独走TG、75分ラック→GTG、78分WTB水野TG,80分ターンオーバー→JTG(11T7G1PG計72点) IBM−8分P→パスをつないで→N高T,35分モール→J栄田T、76分ラインアウト→モール→PR文原TG(3T1G計17点) ○IBM、ワンチャンスを物にして先制トライを挙げるものの、チーム力の差は歴然としていた。FWのモールで押され、BKのスピードで抜かれ圧倒的な力の差を見せ付けた。とりわけ、27分の素早いパス回しで左サイドを抜いたトライは良かった。IBMは押されながらも、諦めずに攻めたが、FWの非力が勝敗を分けた。 |
11/25 日本代表54−0韓国代表
10分TG、16分韓国ノックオン→F→G→N有賀TG、31分ラインアウト→モール→DバツベイTG,37分ラインアウト→モール→EオライリーTG、50分L吉田裏に抜けて→H伊藤→M大畑T、58分スクラム→モール→H→MTG、70分浅野インターセプト→MTG、80分スクラム→S→J小野沢TG(8T7G計54点) ○デイフェンスが前に出て、効果的にプレッシャーをかけて韓国を圧倒。ラインアウト後半は結構乱れたが前半は安定していたこともあり、図クラムで優勢に立った事もこの得点差に結びついた。けれども今日の成果はFW、BKのコンビネーションが出来上がっており、逆に韓国のハンドリングエラーもあって、試合の主導権を日本が終始握って優勢に展開できた事に尽きる。6大会連続ワールドカップ出場おめでとう。 |
11/10 日本代表22−29レッズ
日本代表、スーパー14のレッズに善戦。ラインアウトにもう少し安定感があれば、攻撃に幅ができたのではないか。SOは森田のキック力もあるが、試合展開を読むという意味では、そして臆せずタックルに入れるという意味で大西の方が今は適しているのではないだろうか。FW3列の運動量も豊富であり、春シーズンに比べて安心して見れるようになった。W杯最終予選に向けて全力を尽くしてもらいたいものである。 |
10/21 ワールド12−29コカコーラ ヤマハ35−34東芝府中
ワールドー45分H中山ギャップ見つけて抜けるTG、80分LルイバンドラT(2T1G計12点) コカコーラー2分キックのバウンドが変わりM築城キャッチTG、6分PG,37分I渕上ギャップ見つけて裏に抜けるTG、70分M→L徳住T、76分EオーモンドTG(4T3G1PG計29点) ○ワールドがもう少し勝利に執着すれば面白い展開になったと思うのだが、強い風を生かすこともせずFWの近場を攻め続けるワールドに対しファンからは物足りない声が上がっていた。たしかにコカコーラはラッキーとも思える先制トライを挙げたものの、あとはワールドが相手陣で戦い続けて試合の主導権を握りつつあったように思えたのだが、それを放棄するかのような試合の運び方で結局は自滅した感がするのは私だけではないであろう。 |
東芝ー6分モール→DバツベイT、18分モール→A松尾TG、21分P→バツベイT、45分モール→バツベイTG、77分FW・BK一体攻撃→K仙波TG、81分PG(5T3G1PG計34点) ヤマハー8分ワイドに展開→J辻井TG、15分ワイドな攻撃→LウイリアムスT,29分連続パスをつないでK太田黒T、68分Nレーニー、スペース見つけてT、74分ギャップ衝いてNTG、80分PG,83分PG(5T2G2PG計35点) ○前半東芝あっさりトライを奪うも、ヤマハが華麗なオープン攻撃を見せて連続トライを挙げあざやかに逆転、東芝すかさずペナルティからバツベイがトライを奪い再逆転、そしてヤマハが追いつき同点でハーフタイムを迎える。後半に入ると、東芝またもリードを奪うがヤマハ後半20分過ぎから35分ごろまでゲームを支配してまたまた逆転。しかしそこから、底力のある東芝見ごたえのある連続攻撃を見せてあっさりひっくり返し、ロスタイムに入る。それからはPG合戦、ヤマハが入れて逆転。東芝もすかさずPGを成功してまたひっくり返す。次のキックオフのボールは、東芝がしっかりキープしてI吉田が蹴りだしてタイムアップと思われたが、まだ時間は残っていた。ラインアウトから、ヤマハは右に展開22mライン右中間でPKを得る。ラストチャンスを確実に決めて、ヤマハはトップリーグがスタートしてから東芝を初めて破った。力強いスクラム、モールの押し合い。ボールをすばやく動かして連続攻撃、ワイドな展開とラグビーの面白さを存分に見せ付けてくれた試合である。逆転逆転また逆転という試合展開にも醍醐味を十分に味わえる試合となった。 |
10/7 クボタ27-18リコー ヤマハ40−22ワールド
クボター20分右サイド抜けてL吉田TG、40分PG、42分左→右に展開→B中島T、64分ターンオーバーからNマクイナリTG、75分ゴール前ラック連取→GT、計4T2G1PG27点 リコーー5分T、50分モール→T、80分モール押し込んでPR笹倉T(計3T1PG18点) ○リコー攻めている割に、決定力悪くゴールに届かず。攻防は面白かったものの、結局戦力差の違いが出たか、力で押し切った。リコー、積極的な攻撃は良いのだが、上手くスペースを見つけられない。サポートプレーの遅れを何とかしなければ・・・。 |
ヤマハーラインアウト→展開→L三角TG,15分ワイドに展開→K太田尾T、19分I大西抜けて→モール→B山村T、40分PG、55分PG、58分ラインアウト→モール→A中林T、68分ターンオーバー→MブニバカT,80分ターンオーバー→WTB中林TG(6T2G2PG計40点) ワールドー1分ボールつないで→K中矢TG、21分Lルイバンドラスペース見つけてTG、28分ギャップ見つけて→LT、47分PG(計3T2G1PG22点) ○ワールド、前半キックオフ直後の攻撃は素晴らしかった。3連敗中のチームとは思えないFW,BKの上手いパスつなぎでトライを決める。その後も風下にもかかわらず格上のヤマハ相手に隙を見つけてはディフェンスを突破、ハーフタイム直前にPGをとられて19−20で折り返す。後半は風上という利点を生かせず攻撃がしっくりせず、ターンオーバーからトライを奪われては点差をあけられていった。もう少し密集でのボール支配を確実なものにしていきたい。ヤマハは、デイフェンスの整備が必要ではないだろうか |
9/3 神戸製鋼10−31サントリー 三洋電機20−23トヨタ
神戸製鋼ー15分H後藤、ギャップ見つけて突破TG、54分PG(計1TG1PG、10点) サントリーー11分M藤原スペースに走り、突破TG、39分PG、46分認定トライTG、74分H沢木TG、80分L平、右隅TG(計4TG、1PG、31点 ○神戸、本当にどうしてしまったのだろうか。さすがに個々の能力ではサントリーが上回っていたのだが、それでも持ち味となる粘り強さが前半で消えてしまった。後半30分後のサントリーの2トライは、神戸の無理攻めによるミスから生まれたもの。ディフェンスは良くなっている感じだが、FWが弱体であるためか飛び道具(大畑)がないと勝ち味はでてこないか。一方サントリー、試合が進むにつれて徐々にペースを上げてきたという印象。今年は優勝候補に躍り出そう。リザーブの交替機を上手く考える必要はありそうだが・・・ |
三洋電機ー29分PG、34分Fオライリー右隅TG、69分M北川こぼれ球拾ってカウンター攻撃TG、33分PG(計2TG,2PG20点) トヨター18分モール→G菊谷TG、23分Jセコベ右隅TG、48分PG,51分PG,67分PG(計2TG3PG,23点) ○三洋電機、ディフェンスは昨年より良くなっているのではないか。アタックでもう少し意思統一がなされていればトライチャンスは何度かあった。グラウンドを広く使って、ギャップを作るということに徹していたのは良かった。J三宅、M北川と一発でトライが取れる選手が居るので怖いチームである。逆にトヨタ、まだまだ廣瀬あってのチームであろうか。無理をせずというのはPGで確実に得点が狙えるためであろうが、それが消極的な攻めにつながっているような気がする。N正面が結構裏に抜けてチャンスを作っているにもかかわらず、サポートが遅く一転ピンチを迎える形になったのは残念。あまり目新しさを感じなかった。 |
9/9 同志社28−34オックスフォード サントリー21−22ヤマハ
NEC34−8日本IBM
同志社ー28分右→左に展開L南TG,40分H時枝密集サイド上手く突破TG、46分A太田スペース見つけてTG、78分TG(4TG計28点) オックスフォードー17分JT、21分モール→ETG、43分つないでLTG、55分LT、72分モール→OT,74分ターンオーバー→T(6T2G計34点) ○オックスフォードはシーズン前ということもあり、プレーの精度が低く、あまり元気が見られなかった。同志社も春の関東学院戦いらいということもあったが、こちらは夏合宿を経て動きはよくなっているようで、デイフェンスがさまになってきているためか安心して見れた。もちろん、早くボールをまわされる、あるいは大きくワイドに展開されるとデイフェンスにギャップが見られる。あるいはセットプレーの精度を上げていかない限り、シーズンが深まるにつれて綻びは広がるかもしれない。それでも、春シーズンの惨憺たる姿からすればようやく戦う形が整ってきたということがいえよう。シーズンを間近に控えてチームとしての成熟を期待するばかりである。また、オックスフォードの関東学院戦、早稲田戦の結果をみるまでは同志社の成長の真価もわからない。 |
ヤマハー5分PG、45分PG、51分PG,68分PG、71分PG、80分スクラム→モール→G木曾TG(5PG1TG22点) サントリーー25分PG,40分PG、41分TG、55分PG、73分B池谷T(3PG2T1G計21点) ○ヤマハ、ロスタイムに入ってからの劇的な逆転勝利。これがあるから、試合場に足を運びたくなるのかもしれない。両チームともデイフェンスに対する意識は集中力があり、デイフェンスにあまり綻びがなくて、息詰まる一進一退の攻防が続き、見ごたえのある試合であった。こういう試合がラグビーファンを支えているのであり、新たなファンを増やす機会になるのであろう。 |
IBM-38分PG、83分J川合T(1PG1T計8点) NEC-6分FセミシTG、21分左サイドM窪田TG、40分FT、54分Iヤコの活躍でT,78分M窪田T、81分L窪田(6T2G計34点) ○ヤコのプレーの上手さは観客を喜ばせてくれる。彼は、観客を満足させるコツを知っているし、一緒にプレーする選手を信頼している。彼のプレーの一つ一つに自信があふれているのがうれしい。彼のプレーを見れるだけで試合場に足を運ぶ値打ちがある。昇格したばかりのIBMもまた、よくNECの攻撃を止めていた。侮れないチームに仕上がっている陽に思われる。十分今後の対戦相手に威圧感をもたらしてくれた。 |