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11・12月大学観戦記

☆12/25   大体大36−62法政大  同志社50−7帝京大

大体大ー@山本A佐藤→守岡B安藤C三浦D松岡E濱里F近松G佐藤H金I福田→大川J檀辻K平瀬L山下M岩本N松岡
法政ー@鎌田A坂田B山内C篠塚D玄E遠藤F岩爪G高根H成田I野村J友利川K大村L田沼M小笠原N西條
大体ー12分J右隅T、15分Mキック中央TG、38分ラインアウト→モール→FT、65分中央TG、77分キック→IT、79分K独走TG(6T3G計36点)
法政ー4分J左隅T、17分M右隅T、20分MTG、28分JT、30分パスをつないでETG、40分中央突破→LTG、52分NTG、55分NTG、63分モール→@T、74分BTG(10T 6G計62点)
◎法政のペースにはまってしまった大体大。試合運びで法政に一日の長があったようである。取られたら取り返す。これを守って終盤まで行くのが最高の試合展開であったはずが、連続トライを許し、追いつけない点差になってしまった。後半勝負であるならば、受けずにどんどん攻めるてであっただろう。
同志社ー@中村A諸隅B田中→山本C佐藤D浦E大西F川嵜→香田G深澤H田原I君島→菊武J正面K今森L大橋M宇薄→森田N宮本
帝京ー@田辺A糠盛B成C庄島D富田E堀江F大森G岡田H天本I小西J木村K須田L植西M倉林N道廣
同志社ー35分パスをつないで左隅@TG、38分モール押し込んでLTG、42分MT、48分K抜けて→モールTG、55分ラインアウト→モール→ETG、68分L抜けてTG、75分モール→山本TG、78分PG(7T6G1PG計50点)
帝京ー60分スクラム→TG(1TG計7点)
◎帝京のあたりの強さにキックオフ直後は戸惑いもあったが、果敢に攻め続けたのが良かった。とはいえ、何度もチャンスを逃しては戻されるといった展開で攻め疲れが気になったのも事実。得点が入らなくとも自分たちのペースで試合できたことが素晴らしい。ラインアウトも特に競る場面はなかったが、プレッシャーを掛け続けて相手ボールを奪取した場面が再三見られた。またマイボールも今まで以上に確保できた事が試合運びで優位に立てた要因である。密集でのボールへの働きかけも見事であった。焦らずに自分たちのペースを作り出す。国立でも実戦してもらいたいものである。

☆12/18   大体大43−24明治大  同志社54−37流通経済大

大体大ー@山本A佐藤→守岡B安藤C三浦D松岡E濱里F近松G佐藤H金I福田→大川J檀辻K平瀬L山下M岩本N松岡
明治ー@斉藤A上野B土井C雨宮D杉本E吉住F長島G山本H茂木I斉藤J渡辺K高野L日永田M浜嶋N黒木
大体大ー16分JT、38分NT、40分TG、72分JTG、77分G→JTG,79分HT、80分KTG(7T4G計43点)
明治ー20分ラインアウト→モール→ATG、25分MTG、30分ラインアウト→モール→AT、42分HT(4T2G計24点)

◎大体大先取点挙げるも、明治が次第に力を発揮、逆転して前半を折り返す。後半開始早々H茂木上手く抜け出してリードを広げる。両者ともにディフェンス力はあり、それから30分近く一進一退の好ゲームとなる。けれども、後半30分を過ぎると大体大の攻撃力が上回り始めて、72分に同点にすると立て続けに3トライを挙げて、明治の反撃意欲を完全に絶ってしまった。京産大も慶応相手に善戦して惜しくも15−17で敗れ去ったが、関西勢がことさら非力な状況が日頃語られるが、それほど差は開いておらないことを辛くも実証してくれた。大体大は、次の法政も今年の戦力であるならば撃破する可能性を十分潜めている。次の勝利も願っている。
同志社ー@中村A諸隅→海本B山本C佐藤→澤田D浦E大西F川嵜G深澤H田原→河野I君島J正面K今森L大橋M宇薄N宮本
流経ー@金城A湯原B松波C西川D笠原E古崎F藤田G鈴木H森IアンダーソンJ松本K池田L大石M勝俣N森谷
同志社ー3分I→JTG、7分ラインアウト→モール→GTG、22分L左隅T,31分I→N→MTG、40分L中央TG、42分@→ATG、52分J中央TG、68分G→H→DTG(8T7G計54点)
流経ー5分PG、28分モール→JTG、35分PG、37分キック→MTG、61分ラインアウト→モール→ATG、77分ラインアウト→モール→AT、80分T(5T3G2PG計37点)
◎同志社、ファーストスクラムとモールで相手を追い込み楽勝かと思われたが、流経も必死の攻撃を見せ、面白い試合になった。戦力的には同志社が上回っており、しかもFWで押した場面をみると久々に余裕を持って見れる試合となった。全般的には点差以上に同志社が勝っていた。ただし接点でのボール奪取、ラインアウトの正確さでは流経が上手さを見せてくれた。ゴール前のモールでも12人モールを見せるなど秘策をだしたほか、再三窮地に陥れるほどモールを押し込んでいた。同志社はミスに対するサポートを早くしていかないと足元を救われる可能性がある。次の帝京大は例年以上に好調な仕上がりを東海大戦で示し、勝ち上がってきた。侮れない相手である。プレーの精度を上げる。ミスに対するフォローを確実に行う。そして試合展開を自分たちのペースに持ち込む。あわてずに試合の流れに乗っていく。そんなことを心がけて、帝京戦の勝利を目指して欲しいものである。

☆12/3   立命館45−18名城大   同志社43−18大体大

立命館ー2分ワイドな展開→N時津TG、10分M水沢TG、32分E草下TG、57分I森田キック→MT、75分スクラム→G大賀T、78分ワイドな展開→FB高山TG、80分J樫TG(7T5G計45点)
名城大ー8分PG、28分J市川T、38分L宮崎TG、42分PG(2T1G2PG計18点)

◎立命館、試合も終盤になってようやく本気モードになる。一時は3点差まで名城大追い上げるも、地力の差を埋めるまでには至らなかった。選手が一丸となって後半70分を過ぎてからの攻撃がはじめからできれば、早稲田を結構苦しめるであろう。関西勢が決してひ弱ではない事を秩父宮で見せてきて欲しいものである。
同志社ー@中村A諸隅→小野田B田中→山本C川嵜D浦E大西F前川→香田G深澤H田原I君島J正面K今森L大橋→宮本M宇薄N釜池  
大体大ー@山本A守岡→佐藤B上河→勝浦C三浦D松岡→井上E濱里F近松G佐藤H金→久高I大川J檀辻→藤木K平瀬L山下→境M岩本N松岡

同志社ー22分スクラム→ATG、30分ラインアウト→ラック→展開→MT、40分モール→ATG、57分ワイドに展開→MTG、60分K→AT、71分I→JT、80分M→宮本TG(7T4G計43点)
大体大ー17分PG、75分ITG、77分WTB藤木T(2T1G1PG計15点)

◎同志社の課題は、ペースが上がっている為かもしれないが、つまらないミスが多いことである。ラインアウトもそうであるが、パスがつながらない、ノックオン等、チャンスに起こるミスを減らす事。つまりプレーの精度を上げていく事が大切である。終盤体大に2トライを献上したが、競っているとそれだけでプレッシャーになり、浮き足立つ可能性がある。確実に取れる時に得点を奪い、関西勢ここにありをしっかり序盤で示す為にも、確実なプレーを心がけてもらいたいものである。

☆11/26  立命館48−34関西学院   京産大61−14天理大

所要があって途中からの観戦であった(前半31−8)、後半立命が1トライを挙げたあと、10分M西尾がトライを挙げたところから見たが、以後関学が押し捲り、17分またまたMTG、27分K工藤TGで29−36。1トライ1ゴール差で緊迫感が漂ってきた。それでも立命館、個々の突破で、29分意地のトライFで突き放すと、すかさず35分関学はNがGに飛び込んだ(34−41)。ノーサイドまでの攻防が楽しみであったが、そこからは立命館が底力を見せ始める。結局ロスタイム間際にトライを挙げたのは、立命館でラインアウト→モール→ITGを確実にもぎ取り勝利を決めた。
京産大ー13分BK展開→J徐TG、18分飛ばしパスで→JTG、27分チャージしたボールを→E岡崎TG、34分M江藤TG、42分JTG、58分右サイド抜けてET、67分ラインアウト→モール→F山田TG、75分モール→半田TG、79分田中抜けて→MTG(9T8G 計61点)
天理ー25分スクラム→モール・ラック→L村田TG、53分ラインアウト→戻して→E(2TG 計14点)
◎前半28−7、後半33−7。天理は、前に出るディフェンスで、京産大の攻撃を止めているが、チーム力の差はいかんともしがたし。攻撃を読まれているためか、なかなか得点を刻めない。京産大は、ボール奪取のスピードを上げて早くも大学選手権を視野に入れた戦いを進めていた。難しい角度のGKを良く決めていた。

☆11/23  早稲田54−0慶応

伝統の一戦も、見ごたえがあったのは前半のみ(早稲田14−0慶応)、慶応前に出るディフェンスで早稲田の攻撃を分断、しつこい守備が早稲田にリズムを与えなかった。しかし、後半に入ると。それもほころびを見せ始め、とりわけFWで完全に優位に立った後半10分過ぎからは、早稲田が圧倒し始めた。あまり意味のないキックの応酬があったり、ボール奪取にかける人数が多くなったためか、慶応BKラインが整わず反撃の機会をどんどん失っていった。この試合の前に兵庫県の高校決勝を見ていたが、関学のひたむきさでロスタイムに入ってから1トライを返し12−12で引き分けた試合のほうが見ていて面白かった。といえば失礼に当たるであろうか。

☆11/20  同志社69−5天理大   大体大36−36京産大

同志社ー@小野田A中村B山本C川嵜D浦E大西F前川→香田→佐藤G深澤H田原I君島J正面K今森L大橋→菊武M釜池N宮本
天理大ー@石割A仲西B西田C上戸D浦川E西川F宝地→熊谷G小野H倉田→笠木I赤藤J円井→石丸K松村L坂本M釜谷N坂井
同志社ー15分ラインアウト→モール→ラック→HTG、25分スクラム→GTG、31分BKつないで→MTG、35分ラック→HTG、39分今森シンビン  42分G前の攻防→LTG、46分PG、47分L60m独走トライT、58分BK展開→L→MTG、70分ラインアウト→モール→@T、73分ITG、76分K好ステップでギャップついてTG(10T8G1PG 計69点)
天理ー78分J左スミT(1T 計5点)
◎キックオフ直後、天理デイフェンス堅く、同志社ミスを連発。しかも密集でのボールコントロール悪く、ターンオーバーからの攻撃に受身に立たされる。なんとかしのいで、ようやく15分トライを挙げると、自分たちのペースで試合を進める。相変わらず、ラインアウトは安定しないが、主導権を握るとスピードで相手を翻弄し続けた。また、再三モールで押し込みかけながら押し切れない姿が見られたのが気にかかるところである。
大体大ー@山本A佐藤→守岡B安藤C井上→三浦D松岡E岩木→濱里F川口G佐藤H金I大川J平野→檀辻K平瀬L福田→境M岩本N松岡
京産大ー@後藤→小西A喜田B長江C河嶋D坂野E岡崎F山田G橋本H田中I大熊J徐K今村L石蔵M江藤N岩田
大体大ー6分キック→KTG、11分PG、49分スペース見つけてゲイン→KT、74分KTG、80分ITG、81分檀辻TG(5T4G1PG 計36点)
京産大ー1分 左→右 FT、22分HTG、35分モール→MTG、37分上手くスペース見つけてH→@TG、40分PG,45分ラインアウト→モール→AT(5T4G1PG 計36点)
◎京産大、自分たちのペースで試合を続けていたものの、後半5分過ぎから攻撃のリズムが狂ってきたのか、なかなか得点できない。対して、大体大辛抱強くデイフェンスし続けて残り10分を切ってからの3トライは見事である。最後まで諦めず、トライを取りに行く気持ちが、ロスタイムに入ってから同点とし、さらには抽選勝ちで優勝のチャンスを残した。我慢に我慢を重ねた結果が、チャンスを残した。

☆11/12   大体大54−12関西学院   同志社122−10近畿大

関学ー@元木→小野A山本B堂山C大石D鵜川E伊藤F後藤G松尾H早崎→今村I平井J大黒→増田K高橋→徐L室屋M西尾N南野
大体ー@山本→西川A藤本B安藤C井上→三浦D松岡E岩木F川口→濱里G佐藤→藤本H金I大川J平野→今村K境→浜本L福田M岩本N松岡
○関学ー10分ラインアウト→ET、18分ギャップついて→KTG(2T1G計12点)
 大体ー25分ラインアウト→BT、31分スクラム→HTG、40分左→右展開→MTG、42分Eスペース見つけTG、  51分H→I→PTG、61分ラインアウト→GTG、69分K好走TG、80分スクラム→GTG(8T7G計54点)

◎関学、出足良くリードを奪うものの、地力で大体大が盛り返し始めると、完全に大体大ペースとなる。ディフェンスの修正から、しっかり我慢して自分たちのペースに持ち込めたのが正解。焦っていると自滅のパターン。大体大、自信を持って大学選手権に臨んで欲しいものである。
同志社ー@中村→小野田A諸隅B山本→田中C佐藤→川嵜D浦E大西F前川G深澤H田原→河野I君島J正面K今森L大橋M宇薄→森田N釜池→宮本
近大ー@岩本→小柳A原田→松波B元C北川D康E弥勒F田中→玉山G吉田→垣原H加藤→渡辺I柚木J野田→林K隅中L金M池村N吉川
○同志社ー2分ラインアウト→I→LTG、7分MTG、10分NTG、13分NTG、17分LT、25分MTG、30分JTG、37分MT、40分ETG、43分モール→DTG、47分ラック連取→ATG、52分モール→GTG、55分モール→川嵜TG、58分L→JTG、65分KTG、70分ATG、80分ETG、81分JTG(18T16G計122点)
 近畿大ー15分PG、33分TG(1TG1PG計10点)
◎FW、BKとも同志社が上回り、グラウンドを目いっぱいに使って縦横無尽に駆け回った。唯一2回連続ペナルティーを取られ、流れが近大に傾きかけた時の集中力が気にかかるところである。試合の流れをしっかり読んで、どこで集中するのかそれこそ選手一人一人がしっかり理解しておく必要はある。

☆11/6  早稲田29−8帝京大学  関東学院24−17大東文化

早稲田ー11分ラインアウト→モール→D後藤T、46分ラインアウト→モール→B畠山、49分H→I→L→M菅野T,69分モール→H→J首藤TG,76分モール→東条TG(計5T2G29点)
帝京ー27分PG、80分SO→E→M倉林T (計1T1PG8点)
○前半は、帝京の前に出るディフェンスに、早稲田が得意の連続攻撃を封じられた。帝京、ターンオーバーからしばしばチャンスをつかむものの、得点に結び付けられなかったのが残念。とくに前半ロスタイム早稲田ゴールになだれこんだもののトライとならなかったのは惜しまれてならない。後半は、流石の帝京もフィットネス面で疲れはじめたのか、攻撃に出られず受身の時間が増え、早稲田が徐々に押し捲る展開を見せた。関東と大東が面白い試合をしたあとだけに、もうひとつダイナミックな攻撃がなかったように思われる。
大東文化ー3分G→CカウヘンガT、49分G→L→J岩淵T、73分Kキック→K枡屋TG(計3T1G17点)
関東学院ー24分Jキック→L桜谷T、63分M突破→展開→M北川T、76分ギャップをついてN有賀TG、80分田井中の突破→FTG(計4T2G24点)
○大東文化、デイフェンスが安定、お互いターンオーバーを重ねる中(つまり両者ともミスが多かったものの、それが大きな失点につながらなかった)、終始リードする。けれども、試合巧者関東、キャプテン有賀の意地のトライで追いついてからは、ようやく関東らしいボールをつなぐ攻撃が見られた。負けない強さのある関東と、デイフェンスに粘りがでてきた大東文化の試合は、緊迫感が有り面白い展開を見せてくれた。