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2014年度 

2/1    パナソニック30-12ヤマハ

 前半から激しい攻防が続く、両チームとも堅いDFで、接点ではボール争奪戦が続き、ターンオーバーが起きる。お互いにビッグゲインがなかなかできない展開で試合は進んだ。3分パナソニックが難しい位置からPGを決めると、7分ヤマハは逆にタッチキックからラインアウト・モールの選択。G堀江がトライを奪い逆転(3-7)。12分にパナソニックはIバーンズのキックから→L→M北川につなぎトライして再逆転(8-7)。そして22分J山田が抜けてキック→Iが押さえてトライ(13-7)。28分にはボールをつないで→I→J山田がトライ(20-7)。33分ようやくヤマハがチャンスを迎え、しかもパナソニック@稲垣がシンビン、ゴール前の攻防からI太田尾→J中園とつなぎトライ(20-12)。しかし39分パナソニックPGを決めて(23-12)で折り返す。後半はなかなか得点シーンが見られず、一進一退の攻防が繰り返された。唯一の得点機が、Iにかわって入ったピーターセンが大きくゲイン→北川につないでトライ(30-12)と試合を決定づけた。パナソニックは昨年に続き2連覇を達成した。

1/31   NEC33-10NTTドコモ    サントリー42-14リコー

 NEC、序盤に主導権を握ると、ドコモの反撃を1トライ1PGに収めて、快勝。攻撃力のアップがなければ、今後の試合は厳しくなりそう。
 サントリー、リコーのDFにてこずるも、SOピシの活躍もあり、前半風上の優位性を生かして、4トライを挙げる。後半にはいると、リコーに2トライを返されるも、完勝。ただし、やはり今季の課題である、突破力の欠如はまだ残っている。良いタイミングでボールが出ないことが多い。また、リコーのラインアウトの精度がわるかったことも、今日の勝利に寄与しているのは見落とせない。

1/25   キャノン10-14NEC    トヨタ27-36NTTドコモ

両チームともDFはしっかりしていたが、攻撃面では精彩を欠き、チャンスにミスを犯しては陣地を下げられる形になった。その中で、前半はNECが8分、14分にPGを決め、さらには20分ラインアウト→ラック→A臼井がトライを奪い、11-0で折り返す。後半はキャノンが積極的に攻めるも、決定機をなかなかとらえられない。ようやく53分左でスペースを作り、FBに入替ではいったばかりのボンドがトライ(11-5)。しかしNECも67分にPGを奪い、14-5とする。その後も一進一退の攻防が続き、ノーサイド寸前79分にキャノンがようやくゴール前のDFを崩してトライするも万事休す(14-10)。 
 NTTドコモ、キックオフ直後から果敢な攻めを見せ、ラックを連取したり、密集でのターンオーバーなどもあり1分、7分に連続トライ。特に7分は攻められていて、インターセプトで走り切り、選手たちを乗せるきっかけになった(14-0)。11分にトヨタが1PGを決め、33分にはF安藤が抜け出してトライするも(14-10)、ドコモは35分右サイドラインを突破してパスをつなぎM渡辺がトライを決めると、40分にもPからGイオンギがトライを奪い26−10でハーフタイムを迎える。後半早々にもドコモは左サイドラインを突破、M渡辺がトライを奪い、33-10とリードを広げる。トヨタは、51分ラインアウト→モールからトライを奪い33-15と追い上げムードを見せるが、その直後Kタウモエビアウがハイタックルでシンビン。一人少ない中で59分またもトライを奪い33-22となるが、勢いがもう一つでない。74分ドコモはPGを奪い36-22.。ほとんど勝敗は決した。あきらめずにトヨタは攻め続け78分トライを挙げるも、すでに反撃する時間は残されていなかった。(27-36)

1/24   神戸製鋼12-41ヤマハ

 ヤマハ、キックオフ直後から、積極的な攻めを見せて、神戸DFを翻弄。接点では、神戸ボールはすぐに出ず、逆にヤマハボールは、H矢富のボール出しがよく、左右に動かしたり、キックパスを使って、神戸は防御面で的を絞りきれなかった。神戸らしい攻撃はあまり見られず、ヤマハのパス回しがひんぱんにみられ、ほとんどが神戸陣内の攻防であり、ヤマハの主導権のもとで試合は進んだ。特に、後半16分I山中のキックが、K山本の前に落ちてあっさりトライを奪うと(神戸12−22ヤマハ)、その後は神戸が防戦一方となってしまい、3連続トライを奪われ、ヤマハの完勝で終わった。

1/18  九州電力26-17釜石SW   ホンダ33-16三菱相模原

 九州電力、さすがもとトップリーグに上がっただけのことはある。結局、守り勝ちか。釜石もよく攻めたが、攻めきれず。九電は、相手DFのギャップをついては、抜けた。ただし、この程度の攻撃力では上に上がっても、勝てないだろう。
 三菱、ホンダともに防御はよく整備されている。攻撃力で、ホンダが上回ったのが大きい。後半は、三菱が43分にトライを挙げて逆転したものの(11-13)、62分に再逆転のトライを挙げる(18-16)と、続けざまに10分間で3トライを挙げてあっさり突き放した。

1/11  近鉄10-19クボタ     ヤマハ26-18パナソニック

 近鉄、ミスが多くチャンスが作れない。クボタもよい出足でスタートしたものの、気持ちだけが先行してミスが多く、試合の主導権を握れぬままに前半終了。後半は近鉄に助けられる形で2トライを挙げて勝利を飾ったものの、勝ち点5をあげられずワイルドカード進出はならず。近鉄はかろうじて12位でワイルドカード進出を決めた。
 ヤマハが、プレーオフ進出をかけて闘志を全開にして戦うも、パンサソニックがその気勢をそぐ形でPGを2本決めて先行する。ようやく19分右隅にM伊東が飛び込んで逆転(7-6)。25分にも右中間にKサウが抜けてトライ(14-6)とリードする。今日のパナソニックは攻めるとノックオンなどやパスミスが続き、チャンスをつぶした。後半に入り46分G堀江が抜け出してトライ(19-6)と引き離しにかかると、パナソニックの集中力があがったのか連続攻撃で51分IバーンズのキックパスをGコリニアシが何とかキャッチしてトライ(19-13)とワントライに迫るが、ヤマハは59分M伊東がインターセプトして4トライ目をあげる(26-13)。このあとはパナソニックが攻め続けるがヤマハの防御も堅く、なかなかチャンスが巡ってこない。ようやく79分右隅にM北川が飛び込んでトライを挙げるも、ゴールが外れたところでノーサイドとなる。この結果、ヤマハのプレーオフ進出が決定。サントリーが脱落した。

1/4   パナソニック38-13キャノン

 キャノン、前半は押し気味に試合を進めるものの、後半に入るとパナソニックの強固なDFを突破できず。逆にパナソニックはFW,BK一体の攻撃でキャノンを圧倒する。個々の力、フィットネスでパナソニックが力を見せつけた。

12/20  NTTドコモ27-26リコー  パナソニック45-14NTTコム

 前半はリコー優勢に試合を進めるも、ドコモのディフェンスになかなかトライを取れず、それが後半のドコモの反撃を許した(前半14-10)。前半35分トライを返したドコモは後半6分で2トライを奪い、あっさり逆転(14-24)。そこからは、リコーが猛反撃。2トライを返すも(26-24)、ドコモにPGを決められ、万事休す。ノーサイド寸前、PKをもらうも失敗して試合終了。ドコモがかろうじて逃げ切った。
 地力の差か、パナソニックが終始優勢に試合を進める。予定通りの勝利。

12/13  近鉄30-27NTTドコモ   クボタ36-11サニックス

 近鉄、立ち上がりから攻めるもののドコモの好守備に合ってなかなか得点に至らない。16分ようやく左隅にトライ(5-0)。すかさずドコモも20分ラインアウト→モールからトライ、ゴールも決まり逆転(5-7)。24分近鉄PGで再度逆転(8-7)。しかし、35分ドコモはうまくパスをつないでトライ(8-14)。後半の展開が期待されたが、まずトライを奪ったのは近鉄49分ラインアウト→モールからFタウファがトライして(13-14)、しかしそこからはドコモペース。52分ドコモPGを決める。55分ラックから抜け出して大きくゲイン。再度ボールをつないでドコモがトライ、そして59分リザーブで入ったサディーがDGを決めて(8-27)と点差を広げる。近鉄は反撃するもなかなか得点を奪えない。ようやく、71分ラックを連取してトライ(20-27)、さらには75分パスがつながって同点トライ(27-27)。こうなると、追い上げる近鉄が強い。ドコモ陣でアタックを続け、40分のホーンが聞こえても攻め続ける。時計の針が42分になったところで、ペナルティを得る。ゴールを決めて逆転、劇的なノーサイドとなる。
 サニックス、ミスが多いのが気になるところ。攻め続けていても、肝心なところでパスミス。ノックオンが続き、次第に主導権はクボタに移っていく。前半は11-10とサニックスがリードするも、後半は44分、47分、49分、67分とトライを奪い、36-11でクボタが勝ち点5をもぎ取った

12/7  近鉄8-34リコー   神戸製鋼20-10サントリー

近鉄、攻撃してはミスが目立った。とりわけインターセプトで2度もトライを奪われたのはいただけなかった。守っても、精彩を欠いた様子で、焦りから自滅した印象。 
 神戸、今日の試合は試合巧者という感じである。DF面で堅固に守り、攻撃も集中力を見せていた。サントリーも悪くなかったので、ものすごく引き締まった試合展開となった。今日の勝利は、神戸の集中力に尽きる。

11/29  近鉄12-8NEC  神戸製鋼20−30東芝

 近鉄、アタック面ではミスが多くトライを奪えなかったが、NECの攻撃を1トライ1PGに抑え込んで、セカンドステージの初戦を飾った。お互いにDFはよく磨き上げられていた。今後の試合で、アタック面でどんな成果を見せてくれるか
 神戸、地力で敗北。アタック面で、もう少し粘りが欲しい。東芝、さすがに試合巧者、取らなければいけない場面で、確実に取りきる集中力の勝利か。神戸は、少したんぱくに戦いすぎ。一度は逆転に成功したものの、そこからあっさり東芝の連続攻撃に2トライを献上。今後の試合で、どこまで修正できるか。

11/8  日本代表18-20マオリブラックス

 先週の試合と違ってキックオフ直後は軽快な攻めを見せ、マオリ陣に入った日本だが、やはりディフェンスは堅固で簡単にトライは取れない。11分@稲垣が飛び込んだが、その前のプレーがオブストラクションとなり、トライは認められず。そして15分マオリはターンオーバーからパスをつないで、Aがあっさり日本選手の間を抜けて、そのまま走り切り先制トライ。23分にも大きくぱすをつないでNが右隅トライ(0-12)、30分にはPGを決められ(0-15)。と点差を広げられる。相手のカウンター攻撃に対する備え、ターンオーバーされた時の対応はよくなっていたが、それでも暗雲が立ち込めだした、それが38分I小野→N五郎丸→J山田とパスが通り左隅にトライ(5-15)として前半を折り返す。後半に入っても、ジャパンは積極的な攻めを見せ、相手陣22mをこえて攻め続ける。たまらずマオリがキックに逃げようとしたがそれをL松島がチャージ。5mスクラムとなった。46分コラプシングがとられ、認定トライとなる(12-15)。55分にはPGを決めて15−15の同点。そして72分PGを決めて待望のリードを奪う(18-15)。しかし77分、マオリはタッチに出たボールをクイックスロー、大きくパスを回して、右サイドで人を余らせてトライ。勝利への執念を見せた。(18-20)。スクラムでは完全に優位に立っていた。またGマフィ L松島 Kマレサウの突破力が見えた試合であった。

11/1  日本代表21-61マオリブラックス

 前半立ち上がり早々から、マオリブラックスは積極的な攻めを見せ、ブレイクダウンでは果敢にボールを支配し、速攻でパスをつなぐため、そのスピードについていけず、マオリブラックスのペースになる。日本もパスがうまくつながりミスがなければよい攻めを見せているのだが、マオリのペースについていけてないのが残念である。唯一スクラムでは優位に立てたが(認定トライ2つ)、その場面になかなかさせなかったマオリブラックスの完勝であった。(マオリ前半3PG4T3G、後半4T3G、合計8T6G3PG61点、 日本前半1TG 後半2TG 合計21点

10/19  近鉄31-10コカコーラ   ヤマハ19-14東芝

 近鉄まずは勝利、そして4トライ以上のボーナスポイント獲得が狙い。前半2トライ、後半2トライと上出来のアタックを見せてコカコーラにチーム力の差を見せつけた。しかし、上位リーグ進出には残念ながらトヨタの結果待ち。そしてトヨタが勝利したことで、上位グループ進出は残念ながら絶たれた。セカンドステージは、下位リーグだが、気を抜くと負けを覚悟する熾烈な戦いだが、来期のステップアップに備えて、悔いのない戦いをしてもらいたいものである。
 東芝、ヤマハともセカンドステージでの戦いを意識する試合展開となる。前半は、無理をせず相手陣でペナルティを得たらPG狙いと手堅い戦いが続く。35ふんまでPG合戦が続き(12-9)という形で、緊迫感はあるものの華やかなトライはなく、淡々としたゲーム展開であった。それが崩れたのは、その直後であった。37分ヤマハが右に左にボールを大きく動かし、左で人を余らせ、そのままJハビリが持ち込んでトライを奪った。後半もボールは忙しく動くが53分パスをうまくつないで今度は東芝J大島がトライを奪う。その後は一進一退の攻防が続き、65分過ぎからはヤマハが主導権を握り、東芝陣で釘付けとなる。そこから盛り返してヤマハ陣内で終盤の戦いが続くものの、東芝の反撃もそこまでであった。

10/11  神戸製鋼24-24トヨタ   近鉄30-31サントリー

 神戸製鋼、SOを正面から森田に変更したのが裏目に出たか。それとも、トヨタのDFが好調だったので、大きなゲインができずチャンスが少なかったのか。神戸としては悔しい引き分け、トヨタは勝ちに等しい引き分け。そんな結果になった。前半は、どちらかいうと風上のトヨタペースで試合が進む。トヨタは、11分DFのギャップをついてJ松下先制トライ(7-0)、14分神戸製鋼PG成功、26分トヨタN竹田ぬけだして中央にトライ(14-3)。後半に入ると積極的に神戸製鋼が動き、46分J今村TG(14-10)、52分M山下右サイドをうまく抜け出してTG(14-17)と逆転、62分スクラム→モール→C伊藤TG(14-24)と着実に加点。しかしトヨタもそこから反撃が始まる。66分怒涛の攻めを見せて@佐藤が飛び込むTG(21-24)。そして72分PGを成功させ同点となる。そこからは一進一退の攻撃の応酬となり、両チームとも決定的なチャンスをつかみきれなかった。
 12分サントリーはラックを連取最後はA小澤が飛び込んでトライ(7-0)。25分に近鉄はPGを決めて(7-3)。31分サントリーPG成功(10-3)、35分近鉄M田中サントリーのDFを躱してトライ(10-10)。同点でハーフタイムになる。後半3分近鉄PG成功(10-13)、初めてリードを奪う。50分サントリーはスクラム→H→K宮本とつないでトライ(17-13)と再逆転。55分近鉄はキックパスからチャンスをつかみ、ラックを連取して右隅にトライ(17-18)と逆転。57分サントリーA小澤うまく裏にうまく抜け出して独走トライ(24-18)、61分近鉄ラック→M田中がトライ(24-23)、72分さらに畳み掛ける攻撃をサントリーは見せて最後はH日和佐が中央にトライ(31-23)。勝負あったかに見えたが、近鉄もサントリーのお株を奪う連続攻撃で78分変わって出てきたばかりのNO8山口がトライ、ゴールも決まる(31-30)。最後はスクラムで耐えて、サントリーがボールを蹴りだしてノーサイドとなった。サントリーお得意の連続攻撃がなかなか見られない。逆に近鉄がサントリーのお株を奪うような連続攻撃で、キックありラック連取ありでトライを奪った試合であった。近鉄善戦及ばずで残念であった。サントリーはなんとか白星を拾った試合であった。

9/28  早稲田19-15筑波大

 激闘といえるかも知れない。防御力という点では、筑波が前へ出るDFで、早稲田のミスを誘い組織的なDFができていた。相手ミスからのカウンターで、16分はラインアウト→モールからA村川が、36分にはJ福岡が相手DFのギャップを見事についてとトライを奪った。早稲田も一矢報いる形でH岡田がトライを奪うも、前半は筑波ペースで試合が進み15-5でハーフタイムとなる。後半に入っても筑波はリズムよく攻め続けるが、リザーブの布巻が入って見事な絡みでターンオーバーしてから、早稲田の攻撃リズムが良くなってくる。59分早稲田は優勢であったスクラムでトライを奪い(15-12)、試合の行方は混とんとしてくる。しかし、筑波は猛攻を見せ、またしても福岡の突破からチャンスを迎えるがノックオンオフサイド(しかも故意の認定でA村川がシンビン)で絶好のチャンスを逃すと、そこから早稲田の反撃が始まる。そして攻め続けること10分余り、ついに布巻がゴールラインを越えてトライ激闘に終止符を打った(15-19)。筑波、うまい試合運びで勝利を手に仕掛けていたが、残念な試合となった。

9/19  神戸製鋼29-22サントリー

  神戸製鋼、久々にサントリーを下す。両チームとも試合を経るにしたがってチーム力が熟成されてきたようである。アタック・ディフェンスとも切れ味が出てきて面白い試合となった。前半はお互いに相手DFを崩せず、神戸製鋼が1PG、サントリーがKニコラスのキックにうまく反応してM中鶴が挙げたトライのみ(神戸3−7サントリー)で終了。後半早々に神戸製鋼F安井がインターセプトしてゴールまで走りきるトライで逆転、すぐさまサントリーがPGで同点に追いつく白熱した試合展開が続く。神戸は50分過ぎK山中が裏に抜けてパスをつなぎ、最後はGマバカイトロが飛び込む、さらにラックからH佐藤がキックしたボールをJ山下がなんとか押さえてトライ(22-10)。サントリーは60分過ぎ、ラックからF佐々木がスペースをついて抜け出すとそのままゴールラインを越えてトライ(22-17)。そこからしばらくは緊迫したシーンが続いたが、ホーンが鳴ってからも攻め続けてパスをつなぎ、意地のトライを奪いなんとか7点差まで詰め寄るのが精いっぱいであった。チャンスをうまく生かした神戸製鋼が9年ぶりに微笑んだ。

9/14  明治大41-21筑波大

 明治復活なるか、それが今シーズンを占う大切な試合になった。明治は、プラン通りに試合を進めて。2分I田村のTG、9分筑波ラインアウトを阻止してパスをつなぎLTG、そして18分G松島が押し込んで前半18分で3トライ3ゴール。FW・BKともに積極的に前に出ることで良いリズムを作り、筑波のDFのギャップをついて21-0と大量にリードする。筑波もFWが完全に押されながらも、26分H木村が裏のスペースをうまくついてトライを返す(21-7)。その後も、明治が猛攻を続け筑波が防戦一方となるものの、そのままハーフタイムを迎える。後半45分明治はPGで追加点を奪い、明治ペースを守ろうとするが、48分ターンオーバーから逆襲J福岡がトライを奪う。そのすぐあと50分にもカウンターから福岡が大きくゲイン最後はEが飛び込んだ(24-21)。これで試合の行方が混とんとしてきたが、明治が積極的にリザーブを投入し、明治が息を吹き返した。66分スクラムで押し込むと、75分にはPGで突き放しにかかった(34-21)。最後の意地で筑波は攻め続けるが、逆にカウンターを食らい80分ダメ押しのトライを奪われた(41-21)。
明治のFWが押し勝ったことが、結局は本日の勝因になった。明治、今年は強いぞ。

9/5   サントリー20-17キャノン

 キャノンの積極的な攻撃に、防戦一方のサントリー。これは、フェーズを重ねられない攻撃力のためか。密集でボールを維持できない。相手ボール奪取がなかなかかなわない。そして、良いボールを味方選手に回せない。それが、原因であることは間違いない。もちろん、どのチームも防御技術を上げているので、昨年と同様の攻めではトライに持ち込めないのが現実である。その攻撃技術の向上が見られないのが残念である。

8月22日   東芝39−26パナソニック   

両チームとも、良い仕上がり具合。お互いに攻守に隙のないチームに仕上がっている。わずかに、前年の雪辱を期す東芝が勝利への執念という点で競り勝った感が強い。ロスタイムをはさんで35分から60分過ぎまでの中盤をボールを支配しゲームの主導権を握って連続3トライを挙げたのが、勝利の要因であろう。タフな試合を、粘り強く戦った東芝を讃えたい。

8月24日 トヨタ23-16パナソニック   神戸製鋼19-17リコー

 トヨタ地力で勝る。前半の20分過ぎ(ウオーターブレイク後)から攻め込まれるが、ハーフタイムを挟んで十分修正できた。激しい雨が降り続く中でのゲームであったが、力を出し切れたのではないか?
 神戸薄氷を踏む勝利を得る。両チーム、DF・アタックともに互角、激しい雨の中でボールが手につかない状態でありながら死力を尽くした80分間であった。

  8月30日  トヨタ10-13サントリー 

 両チーム、堅固なDFでしかもゴール前では相手のトライを執念で止める場面が多々見られた。そういった意味では、1トライずつという結果で得点はあまり動かなかったが、緊迫感が途切れない試合となった。サントリーは先週に続いて、同じような結果に終わった。サントリーの現在の攻撃力では、これが限界であるように思われるのがさびしい点である。もう一人強烈な突破力を持つインパクトプレーヤーが欲しいところである。