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観戦記

12/20  同志社31−8流経大   関西学院45−17日体大

同志社ー@菅原A太田B星野→才田C村上D平岡E西山→浦田F洪G神農H東郷→小森I森田J正海→森田K釜池L西田M大久保N宮本→才口
同志社ー46分J抜けて→ゴール前ラック→H→I→C→K右中間T、51分ラック→H→KTG、69分イーブンボールをもらいIそのままTG、39分I→M→L→@TG、40分自陣十mから小森→森田→森田→西田右隅T(5T3G計31点)
流経大ー17分PG、55分インターセプトGT(1T1PG計8点)
◎同志社、前半は重い流経大FWにてこずり、完全に受身であったが、堅いDFで得点を1PGに抑えてハーフタイムを迎える。後半に入ると相手DFを翻弄するかのようにギャップを見つけるとゲインを重ねていく。完全に同志社のスピード攻撃によって相手に攻撃させない形を作り快勝。京産大戦に続いて会心の試合運びであった。つぎは春の練習試合で惨敗した東海大。これもまた同志社FWの出来が試合の行方を決めそう。
関学大ー@岡本A緑川B堂山C小原D鵜川E山本F西川G大滝H芦田I淵本J片岡K高橋L室屋M松野尾N小樋山
関学ー2分TG、9分T、14分ラック連取TG、43分ラック連取TG、60分キック押さえてTG、64分TG、75分キック押さえてTG(7T5G計45点)
日体大ー40分Jスペース見つけて走りきるTG、45分J抜けて→MTG、49分PG(2TG1PG計17点)
◎関学、堂々と真っ向勝負、日体大を翻弄。各選手とも自信に満ちた顔で余裕を持ってプレーしていた。FW・BKともDFの意識は高く、攻撃時のサポートも早かった。3トライ目をとってからは気持ちが先行してしまい身体が付いていかない印象を受けたが、後半日体大に立て続けに得点された際浮き足出さずにもう一度集中できたのが良かった。次は法政大戦。また真っ向勝負で挑んでほしい

11/9   京産大13-15大体大   同志社36-45立命館

大体大―@内田A藤本B小林C柳川D久保E板垣F川口G小沢H福居I米田J木下K山本L濱本M檀辻N米増
京産大ー@水木A中村B橋本C鄭D佐藤E中井F橋本G金森H中野I西村J内田K今村L小幡M森田N岩田
大体大ー40分NTG、61分LT、80分PG(2T1G1PG計15点)
京産大ー14分PG、18分PG、38分スクラム→FTG(1TG2PG計13点)

◎大体大、ロスタイムでの劇的勝利。PGとはいえ、後半押していた結果がようやく出たようである。とはいえ、京産大、大体大ともに決定力を欠くこともあり、その辺が今年の戦績に現れているようである。負けた京産大は、二部との入替戦出場が濃厚になってきた。
同志社ー@菅原A太田B星野C村上D沢田E浦田F神農G四至本H東郷I森田J正海K野上L釜池M大久保N宮本
立命館ー@米山A和田B熊坂C大戸D家長E大村F山田G佐藤H池町I大嵩J佐藤K徳丸L島M谷崎N尾松
同志社ー10分FWラック連取T、16分P→連続攻撃→ITG、36分大きく展開→CTG、38分相手ミスで大きくゲイン→展開→J→NT,61分連続攻撃→GTG、65分H抜けて→MT(6T3G計36点)
立命館ー7分IDG、26分TG,40分ラック連取DTG、45分ハイパントキャッチ→JTG、55分スクラムトライTG、68分ラック→TG、75分TG(6TG1DG計45点)

◎同志社、苦しみながらも上手くボールをつないでトライを挙げるも、ゴール前でのDFで押され徐々にFWの劣勢が試合に影響し始める。後半15分立命館がペナルティを得てスクラムを選択、そこで屈辱のスクラムトライを奪われる。春シーズンで二度も惨敗している事が脳裏によみがえったのか、それとも立命館がFWの優位性をしっかり感じ取ったのか。いずれにしろ後半は、立命の選手が生き生きと動き回っていた。ようやく立命は、先週の関西学院戦で目覚めたのか、本来の力を発揮し始めた。対して同志社は、今年の弱点をもろに出してしまった。例年、こういうピンチにたった時はそれを打開する選手が現れるのだが今年は期待できない。これから対戦する大体大・京産大が同志社以上に深刻な状況であるので、同志社にはまだまだ立ち直るチャンスがある。なんとしてもあと1ヶ月あまりでもう一段階進化を期待したいものである。

11/2   慶応大24−19明治    11/1 早稲田7-18帝京大

慶応、リズムが悪いながらも明治の拙攻に助けられて勝利をつかむ。明治、ようやく復調の兆しを感じさせる攻撃が見られるようになった。FWの強い突進が見られたのは大きな進歩である。関東の試合はテンポが早い点で、関西よりも接戦が多く経験できる魅力がある。今年も関西よりは関東の方が優位という図式は変わらないのではなかろうか。ただし、両方とも混戦になっているので、これからの修正にかかっていることは確かであろう。
早稲田、帝京の厳しいDFの前に、自分たちのリズムを作れず。FWはセットプレーで押され、密集で仕事ができずでは試合に勝つのは難しい。チームの仕上がり具合という点で帝京に一日の長あり。帝京はしてやったりの快勝。準備段階での差が試合に明確に出てしまった。

10/26  大体大17-33関西学院   同志社35-5近畿大 

関学大ー@岡本A緑川B堂山C林D小原E山本F西川G大滝H芦田I新里J長野K高橋L室屋M松野尾N小樋山
大体大―@内村A藤本B高田C織田D久保E板垣F川口G小沢H久富I米田J木下K山本L濱本M檀辻N米増
関学ー7分中央から右へI→JT、44分ラインアウト→モール→FTG、62分ラインアウト→モール→ATG、68分J左サイドライン沿い抜けてトライTG、78分GTG(5T4G33点)
大体ー18分Mインターセプト→TG、47分JTG、59分PG(2TG1PG17点)

◎前半は見ごたえある防御がしばしば見られた。大体大先週の敗戦から立ち直り、しっかりボールを確保してゲインする姿勢を見せていた。雨にも関わらず、好勝負(7−5)でハーフタイムを迎えた。後半に入っても、お互い持ち味を出し合って1トライずつあげてなかなか均衡が崩れない。残り20分を切ったあたりから、大体の選手たちの動きが鈍ってきて、後半22分同点トライ、そして逆転G(17−19)、そして28分ルーキー長野がその俊足を見せてトライし9点差。こうなると大体も浮き足立ってきたのか、焦りが見え始める。一進一退の攻防が続いたが、38分さらにダメ押しのトライを奪い、関学貫禄の勝利をもぎ取った。昨年の上位3チームをあざやかに破り、一躍関西リーグの覇者に一段と近づいた。今日の試合を見る限り、関学の力は本物である。
同志社ー@菅原→大槻A太田B星野→田川C前田→神農D沢田E浦田F村上G四至本H東郷→時枝I森田J正海K野上L釜池M大久保N宮本→才口
近畿大ー@田島A松永B吉本C井出D市岡E小嶋F紀G山田H加藤I樋上J木田K高田L隅中M吉村N橋本
同志社ー2分TG、37分Mスペース見つけて60m独走トライTG、47分HDFのギャップ見つけてTG、77分モール→@TG、79分FB才口スペース見つけてTG(5TG35点)
近畿大ー21分ギャップついて左サイド抜けるT(1T5点)

◎同志社、FW押しているにもかかわらず、自分たちのリズムで試合ができず。近大の拙攻にも助けられ勝利は得たが後味悪し。攻めてはボールコントロールの悪さからターンオーバーされて戻される。チャンスと思いきやノックオン、孤立して逆襲を食う。といった感じで、試合を支配しながら決定力を見出せず。近大も粘り強くDFして、ターンオーバーしては、同志社陣に迫るもミスで得点できないシーンが多く見られた。残念ながら、凡試合であった。

10/18  京産大0−66関西学院大   同志社28−3天理大

京産大ー@水木A中村B橋本C鄭D佐藤E金森F中井G橋本H中野I岩田J小幡K今村L猿渡M森田N井本
関学大ー@岡本A緑川B堂山C林D小原E山本F西川G大滝H芦田I新里J内田K高橋L室屋M松野尾N小樋山
関学大ー20分HTG、28分ITG、32分中央→右へMT、35分J左サイドライン沿い快走TG、55分MTG、60分JTG、70分KTG、75分TG、78分T、80分TG(10T8G計66点)

◎京産大、FWがしっかりしなければならないが、それが機能しない。スクラムが押せない、ラインアウトが取れない。モールも前進できない、ラックは支配される。これでは勝てない。天理大戦、関学戦を見る限り今シーズンは厳しい。一方、関学攻撃にしても、防御にしても集中力があり、サポートも早い。関西リーグに新たな旋風を巻き起こす力を持っている。
同志社ー@菅原→大槻A太田B星野C前田D沢田E浦田F村上G四至本→神農H東郷→時枝I森田J正海K野上→西田L釜池M大久保N宮本
天理ー@西山A立川B田中C津留崎D友永E宝地F田村GナイH井上I立川J園生KハベアL鶯谷M若生N伊藤
同志社ー10分キックパス→MT、25分PG、40分PG、45分NT、63分スクラム→展開→MT,72分ハイパント→展開→@TG(4T1G2PG、計28点)
関学大ー2分PG(1PG計3点)

◎同志社は攻撃で優位に立つも、決定力に欠ける。天理大Gがシンビンで14人で戦っている時に稼いだ得点がPGの3点のみ。前半で取れるチャンスをものにしていれば、もう少し楽な戦いができたかも。FW攻撃では、ラックから出るボールが遅く、相手DFラインの前になかなか前に出られない。見事な連続攻撃は天理大がたびたび見せてくれたが、同志社はほとんど見られず。キックによるゲインが主では、トライははるか彼方でしかない。今日は、天理の拙攻とペナルティによって勝利を手に入れた感が強い。同志社にとっても、密集支配を心がけないと勝利は遠いように思われる。

10/5   京産大8−27天理大   同志社15−19関西学院

天理ー@西山A立川B田中C津留崎D友永E宝地F田村GナイH井上I立川J園生KハベアL鶯谷M若生N伊藤
京産ー@水木A東B橋本C中井D佐藤E金森F橋本G鄭H鈴江I森田J小幡K今村L井本M實吉N

◎天理ー11分N伊藤抜けてT、21分TG、35分T、59分PG、71分I立川TG(4T2G1PG計27点)
京産大ー23分GT、63分PG(1T1PG計8点)

◎ボールへの仕掛けは天理が早く、これまでのようなFWでの優位も見せられず、全てに後手を踏んでは勝てない。京産大は、FWのセットプレーで圧倒できないと、今シーズンは厳しい戦いになりそう。天理は、この勝利を自信にして大学選手権出場が視野に入りそう。
同志社ー@菅原A太田B星野C前田D木下E浦田F村上G四至本H東郷I田島J正海K森田L小林→釜池M大久保→才口N宮本
関学ー@岡本A緑川B堂山C林D小原E山本F西川G大滝H芦田I新里J片岡K高橋L室屋M松野尾N小樋山

◎同志社ー18分ラインアウト→モール→ラック→AT、24分サインプレー→F村上TG、40分PG(2T1G1PG計15点)
関学ー3分右→左N→JパスつないでTG、62分カウンター→Hスペース見つけてTG、77分スクラム→右隅NT(3T2G計19点)

◎同志社、先制トライを奪われるも、ラックを連取して連続トライであっさり逆転。これでシーズン前の危惧が払拭できるかと思われたが、あとがいけない。何度もチャンスを拙攻でつぶしてリズムに乗れない。結局前半ロスタイムでPGをとるのガやっと。後半、積極的に前に出る関西学院に対し、DFの時間が多くなり、ますます自分たちのペースを見失った。しかも、関学Fが度重なるオフサイドでシンビンとなってからの攻撃がいただけない。的を絞りきらないままに、ラックでつないだり、キックで陣地を稼ごうとしたりとちぐはぐな攻撃が目立った。それが裏目となり、再三ラインを下げられる。それに対して関学は効率の良い裏へのキックで同志社陣で戦おうという意思が統一されていた。ボールを支配しながら、ラックを連取しDFのギャップを見つけては大きくゲインして人数で劣勢を強いられながらも、トライを奪取。そうなると俄然積極的に仕掛けて逆転トライを挙げる。同志社は、昨年の天理戦と同様、ロスタイムに再逆転のトライを挙げようと果敢にボールをつなぐが焦りから最後は自滅した。昨年以上に、同志社にとっては厳しいシーズンになりそうである。