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スケジュール9 トップリーグスケジュール HOME

トップリーグ観戦記-1

☆9/13  神戸製鋼●31-54サントリー

神戸製鋼-①中道→南条②松原③清水→石井④小泉→野沢⑤ウイリス⑥池上⑦アングレッシー→高森⑧伊藤⑨苑田⑩今村⑪平尾⑫元木⑬吉田→ホラ⑭大畑⑮八つ橋
サントリー-①長谷川②山岡→坂田③池谷→元吉④早野⑤ワシントン⑥大久保⑦上村⑧若松⑨田中⑩管藤⑪小野沢⑫沢木⑬イエレミア→山口⑭瓜生⑮栗原
神戸--11分今村→元木→吉田TG、28分元木→吉田→八つ橋→大畑TG、33分P→苑田TG、後半5分今村→元木→吉田→平尾TG、19分PG(計4TG1PG、31点)
サントリー-5分田中→管籐→小野沢TG、19分小野沢TG、30分管籐T、37分小野沢TG、後半13分沢木→瓜生TG、24分ラック→小野沢TG、35分小野沢→田中→管籐→瓜生TG、39分管籐→沢木→山口TG(計8T7G、54点)
神戸、元木・吉田の円熟コンビの息が合っていたものの、サントリーのスピードに幻惑される。うまく裏に抜けられると、小野沢のスピードについていけなかったのが敗因であろう。デイフェンス面でギャップをつくらせないようにしなければならないのだが、積極的にアタックをしかけている時にボールを取られると、カウンターで大きく戻され、速攻される。これはある意味仕方がないのかもしれない。そこを埋めるとなると底知れない持久力が必要となる。後半30分過ぎから動きが鈍くなったが、平均年齢26.4歳のサントリーに対し、神戸製鋼は29.2歳と決して若くない。選手層を比べても控えに差がついてしまう感がある。残念ながら、大畑が戻ってきたところで、ほぼ互角の勝負と見ていたが、小野沢、栗原、北条、吉田、瓜生といったスピードランナーをそろえている相手には駒が少ないように思われる。FWでのボール争奪戦もサントリーが若干上回っていたため、ラインアウトでのミスが出始めると、勝利の女神から見放されたようである。

☆9/14 ワールド24-26ヤマハ  近鉄11-71三洋電機  NEC71-10リコー

近鉄ー①石田②辻本③浜辺④安東→佐藤幹⑤佐藤憲⑥坪井⑦飯泉⑧キバル⑨前田⑩吉村⑪大藪⑫タライア→ラヤし→ファラニコ⑬山崎⑭西尾⑮栢本(先発平均28歳)
三洋ー①山田②佐藤③相馬→宮本④堀井⑤ナオウブ⑥垣渕→青柳⑦川口⑧オライリ→堀越⑨池田→米元⑩中村→田辺⑪三宅⑫榎本→ナビー⑬古賀⑭山内⑮角濱(先発平均24.9歳)
近鉄ー13分PG、26分ラヤシ→栢本T、後半15分PG(計2PG1T11点)
三洋ー3分榎本TG、37分PG、40分榎本TG、後半3分山内TG、8分三宅TG、10分山内TG、16分オライリーTG、19分角濱T、35分ナビーTG、38分山内TG、40分古賀TG(計10T9G1PG71点)
三洋電機ワイルドナイツ、若い戦力を大量に補強した努力が実ったようである。まだまだ組織的に成熟しているとはいえないが、FW・BKとも個々の力が強くスピードも兼ね備えている。優勝争いにからみそうな潜在力を見せ付けられた。一方近鉄ライナーズ、調子に乗ればまずまずやれるが、チームとしての動きができていない。ボールへの働きかけ、サポートプレーなど機敏な動きが少ない。チーム戦術としてどうするのか、いまやそれがないと勝利の機会は訪れない。昨年から進歩が見えないのが残念である。
ワールドー①山本→北迫②安田→田村③藤本④高田⑤羽根田⑥スタワーズ→コーリー→大内⑦舛尾⑧田中⑨中山⑩佐々木⑪織田⑫ティボキ⑬大西⑭南⑮福岡(28歳)
ヤマハー①高木②中林③中越→河田④久保⑤坂本→寺井⑥木曾⑦本間→忠地⑧澤田⑨村田⑩堀川⑪ソトゥトゥ⑫マットソン⑬今利⑭西村⑮四宮(27.3歳)
ワールドー18分PG、32分PG、34分ティボキTG、38分PG、後半13分PG、22分織田T(計2T1G4PG24点)
ヤマハー
ワールド、ヤマハともデイフェンスはよく訓練されているし、選手の意識は高い。その分、アタック時のミスが目立った試合である。華麗なトライの量産もおもしろいが、お互い決定力を発揮できずPG合戦になっていた試合展開も時間の経過を忘れさせた。後半30分近くまで10点差をつけてリードしていたワールドも緊張の中での残り10分が耐え切れなかった。流れが来ているときに、得点を重ねられるか否か、そして勝利への意識の高さ。決定機のミスの少なさ。接点でのボール争奪戦でもほぼ互角。それらをひっくるめて、ヤマハが辛勝し、ワールドが惜敗した試合であるといえよう。

☆9/15  東芝府中ブレイブブルーパス78-24セコムラガッツ

東芝ー3分⑫日原TG、10分ターンオーバー→⑮立川TG、17分⑬富岡TG、26分⑩品川T、40分①高橋T、後半2分⑤横山TG、15分②松尾TG、18分⑧ホルテンTG、24分松尾TG、28分立川T、32分立川TG、43分立川TG(12T9G計78点)
セコムー6分PG、30分②安藤TG、後半20分⑮畑山TG。37分⑪堀籠TG(3TG1PG計24点)
セコム必死にタックルいくもサポートプレー遅く、ターンオーバーされる場面が目立った。接点でのボール支配は、東芝一枚上手で一日の長あり。東芝もアタック時でのミス多く、決してチームとして好調ではなかったが、ターンオーバーからのカウンター攻撃はうまくポイントをずらしてギャップを作り、裏に抜けると独走していた。また、FWには安定感があり、モールラックでの攻撃にも力の差を見せ付けていた。セコムも悪くはないし、リマが入るとデイフェンスでもしまっていたように思われるが、個対個で抜かれる場面が多かったのがいただけない。

☆9/20  神戸製鋼41-22ヤマハ

神戸製鋼-①中道→南条②松原③清水④小泉→林⑤ウイリス⑥川上→池上⑦斉藤⑧伊藤⑨苑田⑩今村⑪平尾→大門⑫元木⑬吉田⑭大畑⑮八つ橋
ヤマハー①高木②中林③中越→河田④久保⑤坂本⑥木曾⑦本間⑧澤田→忠地⑨村田→田井中⑩堀川⑪ソトゥトゥ⑫マットソン→奥⑬今利⑭西村⑮四宮(27.3歳)
神戸ー12分速攻→今村TG、20分ラインアウト→モール→苑田TG、28分PG、後半5分ラック→⑨→元木TG、12分⑬→②→川上TG、28分スクラム→伊藤TG、40分PG(5TG2PG計41点)
ヤマハー後半3分PG、15分西村TG、30分堀川T、36分⑮→⑪TG(3T2G1PG計22点)
神戸製鋼、斉藤出場で三列勢いが見られた。雨天の中でという悪条件もあったが、ノックオンが多くチャンスをなかなかものにできなかった。とはいえ、ラインアウトの不安定さなど含め組織デイフェンスができているものの、うらに出られると弱いという欠点は変わっていない。ヤマハは神戸のアタックに対し対応できていたが天候のせいもあってミスが多いようであった。後半地力を出して連続トライを奪っただけに、3節以降が楽しみである。大畑はスペースがあるところでボールをもらう場面がなく、そういった意味でもFW戦はほぼ互角という感がしないでもなかった

☆9/21  近鉄38-21セコム   ワールド12-31サントリー 

近鉄ー①石田②辻本③浜辺→斉藤④安東→佐藤憲⑤ファラニコ⑥坪井⑦佐藤幹⑧キバル⑨前田→田村⑩吉村⑪藤坂→大藪⑫山崎⑬飯泉⑭西尾⑮栢本(先発平均28歳)
セコムー①千巌②安藤③竹内④澤口⑤アフェアキ⑥岡本⑦斉藤⑧タアラ⑨小池⑩仲野⑪堀籠⑫遊佐⑬艶島⑭及川⑮畑山
近鉄ー3分ターンオーバーから吉村左隅トライTG、16分セコムG前での攻防で認定トライTG,20分飯泉裏へ抜け→栢本トライTG、後半7分ターンオーバー→吉村→栢本→藤坂TG,13分栢本→藤坂→栢本TG、24分PG(5TG1PG計38点)
セコムー後半15分裏へ抜け出して艶島TG、20分モール→小池TG、37分堀籠TG(3TG計21点)
近鉄、今日はデイフェンス良く、サポートプレーもまずまずできていたのではなかろうか。またセコムのアタックがスピード・テンポが遅く、それに助けられた面も多い。風雨が強く、前半からスローテンポの試合展開で、その中でFW・BKの連係プレーができていたように思われる。先週の三洋戦でのダメージを感じさせなかったのは良かった。上位チームに勝つにはチーム力整っていないものの、今後の戦いに期待が持てる試合であった。
ワールドー①山本→北迫②安田③藤本→田村④高田→大内⑤羽根田⑥スタワーズ→コーリー→大内⑦舛尾⑧田中⑨中山⑩佐々木→スコットニー⑪織田⑫ティボキ→西村⑬大西⑭南⑮福岡(28歳)
サントリーー①長谷川②山岡→坂田③池谷→元吉④早野⑤ワシントン⑥大久保→北川⑦阮⑧若松⑨田中→沢木⑩管藤→山口⑪小野沢⑫沢木⑬イエレミア⑭瓜生⑮栗原→北条
ワールドー後半ターンオーバー→FL大内左隅トライT、40分西村TG(2T1G計12点)
サントリーー18分管藤裏に抜け出しT、24分管藤TG、33分キックを追走→瓜生インゴールで抑えるT、40分Pから速攻→若松→早野TG、後半10分ワールドのパス乱れて、早野→小野沢TG(5T3G計31点)
強風の中、両チームともボールをまわすが、デイフェンス良く攻め切れない。ワールド22分スタワーズ、シンビン、35分高田シンビンと14人で戦う時間が長くその分疲労度は大きかったと思う。それでも後半は風上の優位さをいかしてサントリーのアタックをとめてはカウンター攻撃を仕掛け、サントリーをあわてさせた。前半もう少し我慢できれば面白い試合展開になっていたように感じられる。サントリーはラインアウトに苦しみ、優位に立ちながら攻め切れなかったようである。密集サイドのアタックはゲインを切り続けていたので、その辺の強みを生かすことか。またスピードあふれる試合展開は、ラグビーの醍醐味を十分堪能させてくれた。

☆ワールド32-52東芝府中  神戸製鋼59-22近鉄

ワールドー①北迫→立川②安田③山本→藤本④高田⑤羽根田⑥スタワーズ→トキノ⑦舛尾⑧田中⑨中山→鬼束⑩スコットニー→佐々木⑪織田⑫福岡→ティボキ⑬大西⑭三木⑮西村
東芝府中ー①大室→櫻井②松尾→塚越③村上④釜沢⑤横山⑥中居→渡辺⑦宮下⑧ホルテン⑨伊藤⑩品川⑪佐々木→大野⑫マクラウド⑬富岡⑭松田⑮立川
ワールドー2分PG、12分織田TG、40分西村→スタワーズTG、後半4分PG、38分織田T、40分ティボキTG(計4T3G2PG32点)
東芝府中ー7分マクラウドTG、25分松尾TG、34分富岡TG、37分伊藤T、後半3分品川TG、6分松田TG、22分立川TG、35分渡辺T(8T6G計52点)
○ワールド、デイフェンス面でずらされると三次攻撃辺りで裏に抜けられる。東芝の左右の揺さぶりが、効いているのかもしれないが、案外あっさりと抜かれているのが気にかかった。得点力がないだけに、あれだけ抜かれてしまうと勝てない。来年度の課題であろう。
神戸製鋼-①中道→南条②松原③清水→石井④小泉⑤ウイリス⑥池上⑦高森→松井⑧伊藤→林⑨苑田⑩今村⑪平尾⑫元木⑬吉田⑭大畑→大門⑮八つ橋
近鉄ー①石田②若林→神原③浜辺→斉藤④佐藤憲→山口⑤ファラニコ⑥坪井⑦佐藤幹⑧キバル⑨前田→橋本⑩吉村→小寺⑪藤坂⑫山崎→安東⑬飯泉⑭西尾⑮栢本(先発平均28歳)
神戸製鋼ー9分モール→高森T、17分苑田→中道TG、20分大畑左サイドライン50m独走トライTG、34分ラインアウト→モール→伊藤TG、38分モール→ウイリスTG、後半3分モール→池上TG、6分大畑T、10分大畑→高森TG、27分今村TG(9T7G計59点)
近鉄ー12分坪井T、40分PG、後半12分栢本インターセプト→50m独走トライTG、20分神戸G前10mスクラム→橋本TG(3T2G1PG計22点)
スクラムは前半互角なれど、後半は近鉄が優勢、バックスは元木、吉田のセンター陣が健在で押していた。とはいえ、近鉄相手に絶対的優位ではなく、組織としてのぷれーで上回っていたのが、徐々に点差を開ける経過を辿る原因となったのではないか。
大畑の快走が見れただけでも良し。近鉄の逆襲が見れたのも良し。ただしデイフェンス面では不満が残る試合ではあった。フロントローの強化が必要なように思われる。

☆11/15 神戸製鋼45-27セコム  ワールド48-39三洋電機

神戸製鋼-①中道→南条②松原③清水→石井④小泉⑤ウイリス⑥高森→林⑦伊藤⑧斉藤⑨苑田⑩今村⑪大門⑫元木⑬吉田⑭ホラ⑮八つ橋→平尾
セコム-①山賀②安藤③田村④澤口⑤生沼⑥アフェアキ⑦岡本⑧マホニ⑨鈴木⑩仲野⑪赤木⑫艶島⑬今井⑭石橋⑮長井
神戸ー8分苑田TG、37分八つ橋T、後半5分スクラム→モール→斉藤TG、18分元木→西田→平尾TG、22分ホラ独走T、28分モール→斉藤TG、38分ホラTG(7T5G計45点)
セコム-14分PG、33分赤木TG、35分DG、後半アフェアキTG、40分石橋TG(1PG1DG3TG計27点)

○神戸攻撃に切れが見られない。後半ようやく個人技で突破口を開いたが、組織的な動きでの突破があまり見られなかったのが残念である。これは、セコムのデイフェンスが良かった点もある。ラインアウトも不安定で、チャンスにボールを確実に支配できなかったのも原因と考えられる。セコムは、FW・BKの動きが良く、今後の試合に自信となったのではなかろうか。
ワールドー①北迫→藤本②安田③山本→立川④高田⑤羽根田⑥トキノ→田中⑦舛尾→黒川⑧スタワーズ⑨中山⑩佐々木→スコットニー⑪織田⑫福岡⑬大西⑭三木⑮西村
三洋電機-①立川②佐藤③相馬④福永⑤堀越⑥川口⑦垣渕→赤井⑧オライリー⑨池田⑩中村⑪三須⑫ナビー⑬古賀⑭山内⑮角濱

ワールドー3分トキノTG、8分三木TG、30分佐々木TG、40分大西→佐々木TG、後半10分PG、18分スコットニー→大西TG、30分DG、34分大西TG(1PG1DG7TG計48点)
三洋電機ー10分三須T、25分スクラム→オライリーTG、37分オライリーTG、後半2分PG、31分古賀中央突破TG、38分角濱TG(5T4G1PG計39点)

○ワールド、キックオフから積極的な展開ラグビーでトキノ、三木と連続トライを奪う。その後も連続攻撃を見せるがミスからボールを相手に取られしかもFWばかりとくれば俊足で抜かれて逆にトライを奪われる。一方的な試合展開が、結局ノーガードの試合展開の原因を作った。三洋電機は、うまい攻めを見せ、デイフェンスも双方それなりに悪くない。さすがに大学ラグビーよりもスピードに富み、展開の速さに魅了された試合であった。NZから招かれたレフリーの笛の吹き方も心地よいシーンを作り出していた。

☆11/23 ヤマハ17-13リコー  NEC52-36近鉄

NEC-2分⑭窪田T、6分⑫向山TG、17分向山TG、28分⑧箕内TG、35分⑦マーシュTG、38分⑮武井TG、後半8分武井TG、15分③木下T(8T6G計52点)
近鉄ー12分⑪藤坂T、22分⑨橋本TG、30分⑧佐藤T、後半3分⑬山崎TG、30分認定TG、40分T(6T3G計36点)

○NEC、出足良く近鉄デイフェンスをかき回しトライを重ねるものの、近鉄もターンオーバーから22分、30分見事に持ち込む。型がないというか、意外な攻めでもぎとってくる。そんな感じを受ける近鉄の攻めである。逆にNECは、気を抜かなければもう少し堅固な戦いをするのだろうが、リードしている余裕からか、近鉄の攻めに対してうまく受けて逆襲しようという意図か、柔軟性のあるシフトで後半は戦っていた。
ヤマハー12分⑬今利TG、37分PG、後半34分デラサウTG(2TG1PG計17点)
リコー24分PG失敗、40分モール→太田TG,後半3分PG、30分PG(1TG2PG計13点)

○ヤマハ、堅固なリコーデイフェンスをなかなか抜けない。12分のトライ後、ボール支配権を握りながら、決定力を欠き攻めきれない状況が続いた。リコーのデイフェンスが良かった点を差し引いても、もう少し有効なアタックをしないと、優勝など到底手の届かぬところにあると考えてしまう。デラサウはフィジー代表でもあり、右に左にとボールがもらえる位置に動いては突破をはかろうとしている。このデラサウが、自由自在に走りまくれるとおもしろいのだが・・

☆サントリー31-40クボタ  神戸製鋼32-20ワールド

サントリー-22分連続攻撃→⑭吉田TG、35分⑧阮の突破→⑭→⑮栗原TG、40分PG、後半14分⑩→⑫→浦田TG、30分モール→⑨→⑫沢木TG(4TG1PG計31点)
クボタ-1分⑫松隈突破→①伊藤T、4分ラインアウト→モール→⑧ピサT、8分ラック→松隈抜けて→伊藤TG、12分PG、27分PG、後半19分ラック→⑨西田→②田中TG、26分PG、38分ラインアウト→モール→オハフェンガウTG(5T3G3PG計40点)

○クボタ、キックオフ直後から積極的な攻めを見せ、連続3トライをあげる。サントリーはラインアウトが安定せず、しかもノックオン等のミスが多くボールがつながらない。なんとか食らいついて前半を17-23の6点差にまで縮める。後半、得意のラックモール連取でようやく14分逆転するが、阮のシンビンで無理をしたのか、そのあとも完全に優位に立てない。それどころかクボタのモール攻撃にたじたじとなる場面がしばしば。後半の2トライはいずれもラインアウトからのモール攻撃に耐えられず献上したものである。
ワールドー①北迫→藤本②安田③山本→立川④高田⑤羽根田⑥スタワーズ→トキノ⑦舛尾⑧田中⑨中山⑩スコットニー→中矢⑪織田⑫福岡⑬大西⑭南⑮三木
神戸製鋼-①中道→南条②松原③清水→石井④小泉⑤ウイリス⑥斉藤⑦高森⑧伊藤⑨西田⑩今村⑪平尾⑫元木⑬吉田⑭大畑⑮ミラー
ワールド―17分PG、27分PG、後半28分中山→南TG、40分大西→南→三木TG(2PG2TG計20点)
神戸製鋼ー13分モール→ウイリスTG、37分PG、41分PG、後半1分元木→ミラー→大畑T、8分伊藤TG、36分大畑→西田→今村TG(4T3G2PG計32点)

◎神戸、堅実な試合運びで着実に加点。ワールドチャンスに得点できず、後半の後半でようやくリズムをつかむがときすでに遅し。

☆ワールド46-24NEC  神戸製鋼40-12クボタ(詳細、ラグビーおたくの独り言

ワールドー7分FB三木T、13分モール→SH中山TG、15分イーブンボールをうまくキック→三木TG、28分PG、37分SO佐々木突破→クロスパス通りCT大西TG、後半5分PG、10分WT織田TG、19分FL舛尾→三木TG(6T5G2PG、計46点)
NEC-3分モール→マーシュTG、35分PG、後半17分ラインアウト→モール→WT大東TG,33分HO網野TG(3TG1PG、計24点)

◎ワールド、思い切った前に出るデイフェンスでNECの選手を大きくゲインさせなかったのが勝利の要因。6分過ぎまでNECのペースで進んでいた試合を三木のトライとFWによる連続トライで完全に自分たちのペースに持ち込んだのが良かった。NECは箕内が出場せず、FWの負担がマーシュにいってしまったため、普段のペースをつくれなかったのが敗因。
神戸製鋼ー16分ラインアウト→モール→HO松原TG、24分CTB元木TG、31分SO今村T、39分FBミラーのキック→WT平尾TG、後半7分斉藤TG、40分元木TG(6T5G、計40点)
クボター2分WT糊谷T、12分CTオハロハンTG(2T1G、計12点)

◎1週間の休みをはさんで、神戸製鋼うまさに磨きがかかったようである。ノックオン等のミスがなかったわけではないが、それを帳消しにするバックス、FW一体となったワイドな連続攻撃を見せてくれたほか、ループパスなど要所要所で華麗なプレーが光った。クボタは、サントリー戦の勝利を活かしきれず、というよりも神戸のうまい試合運びのペースに巻き込まれたのが痛かった。